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〔4〕通話時間
 実施した総時間数414時間に子どもと話した通話は546件です。通話時間と通話数の関係を示したものが〔グラフ3〕です。子どもが話した時間(通話時間)を合計すると113時間40分(6820分)で、1通話の平均は12.5分です。通話時間は5分以内が42%、5分〜10分以内が21%で、10分以内が半数を越え、30分以内が90%です。51分以上の電話が12件ありました。その比率は2%ですが、最も長いものは1時間40分でした。時間帯との関係では通話時間の長いものは7時以降に多くみられます。
 
時間 〜5分 〜10分 〜20分 〜30分 〜40分 〜50分 〜60分 60分以上
件数 230 116 97 49 23 19 4 8
 
 
通話時間(無言を除く)
(拡大画像:20KB)
 
 
〔5〕男女別通話件数
 1つまたはいくつかの内容で子どもと話をした件数は546件です。男女の比率は男の子123件(23%)、女の子395件(72%)、不明28件(5%)です。〔グラフ4〕
 また男女比を年齢別にみると、小学生では女の子が264件(77%)と圧倒的に多く、年齢が上がるにつれて、中学生48(68%)、高校生51件(50%)と比率は下がってきます。〔グラフ6〕
 
 
通話男女比(無言を除く)
 
 
〔6〕年齢別通話件数
 小学生が342件(63%)と最も多く、ついで中学生71件(13%)、高校生10件(2%)、年齢不明122件(22%)となります。〔グラフ5〕最も多い小学生の内訳は低学年53件(15%)、中学年138件(40%)、高学年85件(25%)、不明66件(20%)となり、中学年の割合が一番多くなっています。年齢(学年)については、名前や年齢は言わなくてよいという「チャイルドライン」の趣旨から、自分で言った場合、または話す内容などで判断しています。
 
 
年齢別通話比率
 
 
年齢別通話件数(無言を除く)
(拡大画像:19KB)







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