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吟剣詩舞だより
河田財団副会長、地元紙から表彰
 岡山県で、地域の文化発展などに貢献した個人・団体を対象とする「岡山日日新聞賞」の本年度授賞式が五月一日に行なわれ、河田神泉財団副会長が文化部門文化賞を受賞しました。
 ことしは団体一、個人六名が選ばれました。氏は昭和四十九年に岡山県吟剣詩舞道総連盟理事長(当時)に就任以来、高齢者の健康福祉を目的とした大会、さらに幼少年吟剣詩舞道大会を開催するなど、詩吟の普及発展に大きな功績を残されたことが評価されたものです。
 
神奈川県総連が研修会を開催
 神奈川県吟剣詩舞道総連盟は去る三月十六日午後二時から、(財)横浜市水道会館大ホールで、講師に石川健次郎先生をお迎えし、吟剣詩舞研修会を開催した。斯道発展のための研修会を神奈川県総連盟が毎年主催しているが、今回は外部講師をお招きしての特別企画。好天のこの日は開館一時間前から、定員三百余名のホールがほぼ満杯になる盛況だった。
 定刻、矢沢凰慶副理事長の開会のことばに始まり、西形興信理事長挨拶の後、鈴木南城副理事長が石川先生のプロフィールを紹介し、待望の石川先生の講演が始まった。先生のお話は大変分かりやすく、時折交えるユーモアで緊張がほぐれ、受講者は最後まで熱心に聞き入った。質疑応答を含め、予定を四十分延長し、四時四十分、星野紫虹副理事長の閉会のことばにより終了、大変有意義な研修会であった。
(神奈川県総連総務部記)
 
 
受賞者を代表して挨拶する河田副会長
 
 
石川講師(中央)の話を熱心に聞く受講生の皆さん
 
 
関東少壮吟士会自主研修会開催報告
 関東少壮吟士会では、自らの吟力向上と吟詠普及の目的で、中部、東日本、北海道、いずれかの地区で毎年二回、自主研修会を行なっています。今回は四月六日に東京・大田区の大森スポーツセンターで開催させて頂きました。当日は東京都吟剣詩舞道総連盟、菅原雪山理事長先生、前島昊龍事務局長先生お二方のご臨席を賜り、二百余名の会場満席にて開講致しました。少壮吟士は、小林北鵬少壮吟士会会長他十一名が出席しました。会場には都総連のご支援により各区連から大勢参集頂きました。特に近隣の品川、世田谷、渋谷、港区連の理事長先生には一般吟詠者のご推薦もお願いし、ご協力頂きました。また地元大田区連では榊原理事長先生の暖かいご配慮により、研修会全般の手伝いを区連の先生方にして頂きました。
 晴天に恵まれ研修会は午後一時より五時まで熱気の内に進行致しました。開会の言葉、国歌斉唱、財団会詩合吟、ご来賓挨拶、少壮吟士代表者挨拶等、海老澤吟士の司会進行で始まりました。前半は一般吟詠者五名に続き少壮吟士二名が舞台に上りました。一人ひとりの吟者に対して少壮の人達が順番に感じた事を、身振り、手振りで感想を述べます。
 会場の人からも少壮吟士からも質問が出され、皆で考えながら進行し、後半も前半と同様、熱心な意見が飛びかいました。コンクールに入賞する事も大切な事では有りますが、各々の流統を守りつつ、その上でどの様に吟ずればより魅力的な吟が出来るのかという、難解で高度な永遠のテーマに全員で考え学習した一日でした。多くの先生方に見守られて、有意義でしかも楽しい研修会が無事終了出来ました事に心より感謝申し上げるしだいです。
 尚、翌日は、少壮吟士十名で大田区を散策しました。
 日蓮上人入滅の地、池上本門寺。勝海舟夫妻の墓がある洗足池。徳富蘇峰が住んでいた山王草堂記念館。八百屋お七が火あぶりになった鈴が森刑場跡。そして最後は笹川良一先生の母子像が入口に立つ平和島競艇。ここでは全員競艇初体験でしたが、三人、予想が当たり配当金を手にホクホク顔でした。前日の研修会、二日目の大田区散策も予定通り終了し、品川駅で三々五々解散となりました。
 さて今年は十二月八日(日)に横浜山下公園前の神奈川県民ホールで三年に一度の少壮吟士吟詠チャリティーが開催されます(別に掲載された開催要項をご覧下さい)。吟士一同今回の研修会の成果を充分に発揮し、素晴らしい舞台にしたいと思っております。
 私達は吟界の明るい未来に向かって微力ではありますが、体が続くかぎり努力してゆく所存です。今後とも暖かいご支援、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
(奥村龍愛 記)
 
 
関東少壮吟士会自主研修会







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