開催日が毎年「こどもの日」（五月五日）と決まっている恒例の全国名流吟剣詩舞道大会、本年は滋賀県大津市で開催されます。

　会場となるびわ湖ホールは「音が舞い、光が歌う劇場空間」の謳い文句どおり、優れた音響・照明を誇る劇場で、吟剣詩舞の総合的舞台には最適といえます。

　大会の幕開けは、去る三月に行なわれた少壮吟詠家審査コンクール決選大会で入選した十五名が揃っての顔見世で、少壮吟士候補に選ばれた二名も含まれています。第二部・一般の部は地元滋賀県吟剣詩舞道総連盟男子の合吟に始まり、詩舞「琵琶湖上の作」で締めくくるまで四十八番が披露されます。

　第三部少年少女の部では滋賀、京都の小・中・高校生が「マザーレイク、琵琶湖」と題する構成番組で、近江の歴史を織り込んだ吟詠と剣詩舞を繰り広げます。

　第四部、本部企画構成番組「湖西路の詩情」は、近江と伊予（愛媛＝前回の名流大会開催地）を結ぶ海路にまつわる古今の歴史をたどる趣向で展開されます。

　

▼大会名　三笠宮妃総裁・恩賜財団母子愛育会奉賛　平成十四年度全国名流吟剣詩舞道大会

▼日時　平成十四年五月五日

（こどもの日）午前十時より

▼場所　滋賀県立芸術劇場・びわ湖ホール

▼主催　財団法人日本吟剣詩舞振興会

▼運営　近畿地区連絡協議会

滋賀県吟剣詩舞道総連盟

▼後援　文化庁・滋賀県・大津市・NHK・BBCびわ湖放送・朝日新聞大津支局・読売新聞大阪本社・毎日新聞大津支局・中日新聞社・京都新聞社

　

一、開場　午前九時三十分

一、開会の言葉　午前十時

一、第一部　午前十時五分

一、第二部　午前十時五十五分

一、第三部　午後一時十分

一、式典　午後二時

一、第四部　午後二時五十分

一、閉会の言葉　午後四時二十分