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5.2 ロンジ曲げ加工の実証実験による検証
ロンジ材の捩り加工は、適当な弾性拘束の下では、拘束変位量と残留捩れ量の間に線形関係が成立する。この線形関係をデータベースとして、所定の捩れ量を得るための方案、即ち、一定の加熱要領を前提とし、拘束変位量と加熱位置をデジタル情報として作成する手法を開発した(図5.2−1)。
さらに、作成された加工要領方案(図5.2−2)に基づき実証実験を行い、ほぼ予測どおりの変形が得られることを確認するとともに、現場の熟練者からも開発手法に対する良い評価が得られた。
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加熱変形基礎実験
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基礎実験から得られた推定式の係数
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ロンジねじれ加工用テーブル
図5.2−1 強制拘束条件での加熱加工要領出力機能
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図5.2−2 加熱加工要領出力
5.3 中組立作業のシミュレーション技術による変形要因の分析
非対称中組曲がりブロックFEMモデルによる部材精度影響による変形推定計算を実施した。結果、ギャップのない内向材の組立時にも捩れ変形が起こることが示された(図5.3−1)。更に、ロンジ材に面内型の形状誤差がある場合のギャップを矯正した後に溶接を実施する場合には、ギャップによる影響が現れる(図5.3−2 Case5,6)ことや、ローラ芯とロンジ方向のなす角度がある場合は、ギャップがなくてもねじれるなどの影響があることが分かった(図5.3−3)。
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図5.3−1 ギャップのない溶接変形モデル計算結果
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図5.3−2 ロンジ材の各種形状誤差が曲がりブロックの捩れ変形に及ぼす影響
図5.3−3 ローラ芯とロンジ方向のなす角度がブロックの捩れ変形に及ぼす影響
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