日本財団 図書館


2.4.3 ハンガ吊り脚
 略して脚という。ハンガを天井から吊り下げるために使われ、帯鋼、形鋼などがある。
 
図2.9 ハンガ吊り脚
 
2.4.4 ランナバー
 ハンガの吊り脚を直接吊り下げずにビーム間に横方向に滞鋼、丸鋼、パイプなどを渡し、これにハンガ吊り脚又はハンガを取付けるような場合に使う。
 
図2.10 ランナバー
 
2.4.5 ケーブルダクト
 軟鋼板のコ字形(金属導板で長いもの)としたもので、主に上向(U)に付けられ、ケーブルを支持するものに使われる。
 
図2.11 ケーブルダクト
 
2.4.6 ケーブルトランク
 軟鋼板を口字形にした全閉構造のもので、ケーブルを支持するのに使う。金属管の代用となる。
 
図2.12 ケーブルトランク
 
2.4.7 線樋
 居住区内などの木壁にケーブルを布設するとき、普通隠蔽工事が行われるが、それができない場合で露出工事となるときは、体裁を考慮して線樋が使われる。線樋には、木製、軟鋼製、樹脂製などがある。
 
図2.13 線樋
 
2.4.8 クリート
 冷凍室又は冷凍倉内に布設するケーブルは、保温材に埋込んではならない。またケーブル布設物品の取付けにより、冷却効果を害さないようにしなければならない。このことを目的としてクリートが使われる。
 
図2.14 クリート







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION