(3)海底長期観測ステーションと海底地震総合観測システム
海底長期観測ステーションは、現在、海底下で進行している地殻変動のモニタリングを目的とするものです。当センターでは、1993年9月、相模湾の初島沖の水深1174mのシロウリガイ群集或に、ビデオカメラ、地震計、水中マイク、地中温度計をはじめ多数の観測機器を取り付けた上記のステーションを設置して、長期連続観測を開始しました。得られたデータは、初島の観測基地を経由して当センターにリアルタイムで送られてきます。
無人探査機「ドルフィン−3K」で撮影した観測ステーション水中部
ステーションから見たシロウリガイ群集と地震計
時々現れる大型の魚(ソコクロダラ)
ステーションに接近中のタコ
◆深海底総合観測ステーション位置図
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