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弦巻徹 日本大学第三高等学校(東京都)3年
 もっと多くの人にこのようなイベント参加してもらいたい。また、大学生のイベントなど、多種多様な物を企画してもらいたいです。この体験、経験はきっと大学で活きると信じています。三日間ありがとうございました。
 
中井傑 立命館高等学校(京都府)2年
 今回マリンサイエンス・スクールに参加しての感想は、次の様な感じです。
 スクールの感想は内容は、どの内容も自分の興味をみたすに十分なものだった。特に、「うらしま」とか「しんかい」とかの開発の様な話しが一番楽しかった。そして、講義の後に実際にその「うらしま」とか「しんかい」とかをみれるのはこのスクールだけの特典やと思うし、ほんまによかった。それで、会期中は、はじめは全然しらん人ばっかやったけど、最後の方はほんまになかよくなれて良かったし、こういう他の地方の人と話せて貴重な機会でした。前泊を含めて4日間ありがとうございました。
 
中村友祐 東京工業大学附属工業高等学校(東京都)1年
 今回貴重な体験ができてとても楽しかった。潜水はもっと泳いでいたかった。講義はどれもおもしろくそんなこともあるのかなど感心してしまうことが多かった。選んでくれて本当にありがとございました。
 
難波育美 日本大学豊山女子高等学校(東京都)1年
 普段の学校とちがって実際に体験した人から話が聞けたり、自分で体験できたりしてすごく楽しかった。今、現在進行形の計画や未知の領域の話にはとても興味をそそられました。その他人生の話も聞けて、進路についても深く考えさせられました。自分の人生の中でもとてもいい体験になったと思います。
 
平田圭 慶應義塾藤沢高等学校(神奈川県)2年
 自分が全く知らなかった深海の世界、海洋のしくみを知ることができた。同じような夢を持つ友とめぐりあえてよかった。いつかは海洋に関わる施設で研修してみたいと思っていたのでこの企画はとてもビンゴでした。自分が一番知りたかった海の生物については、“深海”に限定されたものになってしまいましたが、様々な探捜船や、圧力実験、潜水実験などを見学、実験出来たことは、一生の思い出です。もともと将来を決めるために参加したのですが、3日間過ごしてみて、かなり考えが確立してきました。海洋センターはやっぱりイイです。帰って親と相談して早く進路を決めようと思います。前向きに。
 
前田盛暢彦 静岡県立焼津水産高等学校2年
 私は、今回のマリンサイエンス・スクールを通してさまざまなことを得ることができた。それは、海洋に関する知識考えが深まったことはもちろんのこと、なにより本音で語り合える友ができたことが最大の収穫である。私は水産高校に在籍し日々海についての勉強をしている。その私がマリンサイエンス・スクールに参加したのは、最先端の海洋科学技術で世界をリードするJAMSTECが主催し、幅広く海洋について知識を深めることができ、かつ今後の私の進路に何か影響を与えるのではないかと考えていたからである。講義の内容はすべて、私が関心を持っていたことであった。例えば「深海6500の世界」では、田代元パイロットから深海について全般的に教えて下さった。CO2の液化現象や熱水の色が違う理由、通信問題、しんかい6500の構造などさまざまである。この講義で疑問に思ったことは多く、その一つはCO2の液化である。その日の夜、この件についてスクール参加生と話したのが、そのなかで、今問題になっているCO2の「海底保存は可能であるのか」など海底を利用すれば地球温暖化をも解決できることに気がついた。(しかし、これはあくまでも私とスクール参加者数名の考えである。)また、しんかい6500のシステムでは、海底から浮上する時、重りを切り離すと聞いたが、自然への害はないのか。また害があるのなら無害化できないのか、重り以外に下降する方法はないのだろうか。最先端の技術を駆使している反面、原始的な方法も活用されていることに衝撃を受けた。しんかい6500のこの件について高校の課題研究でテーマの一つにしたい。「深海地球ドリリング計画」では、この計画の壮大さに驚くばかりであった。マントル層への到達は地震予知にも大きく貢献するであろうし、新たな生命、物質の発見にもつながる。しかし、この計画はある意味とてつもない危険を犯す恐れもあるだろう。例えばマントル層に核の外側の高温な液体がなんらかの原因で侵入する可能性だってあるのではないか、人間にとって極めて有害な生物が存在する可能性もある。はっきりしていないことが多いと感じた。2003年以降はIODPが掘削計画の中心となり、10年後にマントル層の到達が可能となると聞いた。この計画について強く感心があるので今後も機会を通じて計画の経過やメリットを調べていきたい。私が、マリンサイエンス・スクールで最大の収穫として挙げた、「本音で語り合える友ができた」ことであるが、本音で語ったことは、環境問題である。なぜ環境問題が起きるのか、またどうすれば防ぐことができるのか、など自分の考えを素直に発言し討論した。最終的に環境問題(破壊)を防ぐことは、人類が存在する限り難しいことであるとの考えが出た。なぜなら人間には欲があり、経済効率を中心に考えるのがあたりまえであるからだ。今、エコ・エコノミーという新たな価値観を創り出そうとしている科学者がいるが有効的な手段になるのだろうか。それにはまず人間の道徳心を高めなければならない。しかし、道徳心とはいったいなんであろうか。人間は一人ひとり違った考えを持っているから、基準が分からないのではないか。このように考えると環境問題は科学技術だけでは解決することが難しく、人間の根本的な環境保全への考えを高めることからはじめなければならないという困難な問題であると感じた。私はこのようなことをこれまで友人に本音で討論することはあまりなかった。海洋という範囲では広くても同じ志を持ってこのスクールに参加してきた仲間だからこそ本音で討論できたのだと考えている。この経験は私の人生において大きなものとなるであろう。このように私が感じることができたのもJAMSTECの皆様が機会を設けてくれたからであり、我校の先生が動いてくれたからであり、両親が許可してくれたからである。大勢の方々の協力に感謝したい。ありがとうございました。また今回、全国の参加者とも友人になることができた。東は青森県西は広島県まで実にさまざまな出身であった。参加者のみんな、良い思い出をありがとう。4日間お世話になりました。心から感謝しています。今後もJAMSTECとの関わりを強く持ち続けていきたいと考えています。再びお世話になることがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。ありがとうございました。
 
村瀬ひろみ 共立女子第二高等学校(東京都)2年
 センターの中の施設や船の中を見学するだけでなく実際に海洋研究の仕事に携っている人の話を聞けてすごく勉強になりました。普段は入れないような、しんかい2000やドルフィン3K、うらしまの整備現場や支援母船のなつしまの中を見ることができた時はとてもワクワクしました。高圧体験の時は、いつも身近にある空気が何か別のモノに変わってしまったみたいでとてもおもしろかったです。そして何よりも、同じ事に興味を持つ友だちができたことです。学校で、海洋科学の話しをしても誰も乗ってくれなかったけれど、ここで、同じ事に興味を持つ人たちがいることを知り、一緒に話すことができとてもうれしかったです。将来、研究者になるのが夢ですが、もし研究所などに就職したら、JAMSTECのような職場で働きたいです。ここで働いている方々はみんな本当に仕事が楽しそうでとてもあこがれます。また何かの機会があったら絶対に来たいです。
 
山根愛子 横浜商工高等学校(神奈川県)1年
 講義が長くてちょっと眠くなることもあったけどおもしろかった。この3日間色々、知らない事をいっぱいおしえてもらって、すごく楽しかった。それに、新しく出会った人達と話しをしたり一緒に行動したり、出来てうれしかった。未知なる海・地球の事をおしえてもらってうれしかった。ただ圧力体験が出来なかったのは、すごくくやしい。体験潜水は、1m50cmの所までしか行けなかったのもすごくくやしい。私は、今回のような企画をするのは、はじめてだから、すごく貴重な体験だった。私をマリンサイエンス・スクールに参加させてもらってありがとうございました。海の事が専門だと思っていたけど、海以外の事もやっている事を知って地球全体を動かすすごい場所なんだと思って、すごいなと思った。この経験をいかして、なにかの役にたつ日を心まちにしてます。
 
吉濱尚志 早稲田大学高等学院2年
 停泊していた調査船にすごく興味を持って、何回か見学に行けてよかった。夕食は17:00で、その後自由行動の時間なので、その時にもっと見学できる場所があればよかった。セミナー室の暗さと暖かさが微妙にねむけを誘ってくる。こんしん会で研究者の人と話しをすることができてよかった。もっといろいろな分野の人と個人的に話しをしてみたかった。少しウトウトしてごめんなさい。
 
吉森和城 近畿大学附属豊岡高等学校1年
 今回、サイエンス・スクールに参加して、最初は、特に地震を期待していたが、地震だけでなく、深海についてとても興味を持つことができた。深海の生物は、とても工夫して生きていることに感動した。自分の関心のある地震については、いろいろな分野が関連して成立していることが分かってよかった。年齢の差を感じることもなく友達がたくさんできたことがよかった。このサイエンススクールの機会を頂いたことをとても感謝する。
 
渡邊真衣 相模女子大学高等部3年
 今回マリンサイエンス・スクールに参加することができたことをとても嬉しく思います。様々な最新の海洋技術や講義を聞くことができ、各地から来た海に興味のある人々との交流ができ、本当にすばらしいスクールだと思います。今回、この26人がこのスクールを通して出逢うことができたことはすばらしいことです。なぜなら、今、世界中の人々に1秒に1人と出逢っても190年かかるといいます。だから本当にこの出逢いを大切に、“一期一会”の精神を大切にしなくてはならないと思います。今回お世話になったセンターの方々、出逢えた友達、ありがとうございました。今後も自分自身の夢に向かって突っ走ります。







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