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平成13(2001)年
2月13日 トラヤ・オベイドUNFPA事務局長来日
内容
国際人口問題議員懇談会役員会
参加者
谷津義男幹事長、清水嘉与子事務総長、大渕絹子幹事
 
2月14日〜15日 「タイ2都市におけるサンプル調査の実施・集計」調査団をタイ国に派遣
委託機関
国立社会保障・人口問題研究所
調査対象国
タイ国
メンバー
高橋眞一
 
3月1日〜7日 「タイ2都市におけるサンプル調査の実施・集計」調査団をタイ国に派遣
委託機関
国立社会保障・人口問題研究所
調査対象国
タイ国
メンバー
中川聡史
 
4月5日 インガー・ブリュッゲマン国際家族計画連盟(IPPF)事務局長来日
内容
谷津義男AFPPD議長、清水嘉与子JPFP事務総長、南野知惠子JPFP副事務総長、川橋幸子(参・民主)と懇談。稲岡恵美IPPFアシスタント・プログラム・オフィサー随行
 
4月5日 APDA出版物「21世紀の人口・食糧戦略―アジアと世界―」が、日本財団事業成果ライブラリー2000年度ベストヒット・公益福祉部門で第一位受賞
広瀬次雄常務理事、遠藤正昭業務推進委員が出席。「日本財団春の交流会2001」で表彰
 
5月3日 人口と開発に関するアジア議員フォーラム運営委員会(46)
日本からの参加者:
 
 
谷津義男AFPPD議長、広瀬次雄APDA常務理事・事務局長、楠本修主任研究員
開催地
ニュージーランド国・オークランド、ヘリテージホテル
参加国
日本、オーストラリア、中国、インド、マレーシア、キルギスタン
タイのマリニー議員が副議長に就任、カザフスタンの正規会員国申請が承認
 
5月4日〜5日 第17回人口と開発に関するアジア国会議員代表者会議
テーマ
アジアの食料安全保障、水資源と人口
開催地
ニュージーランド国・オークランド、ヘリテージ・オークランドホテル
参加国
日本、ニュージーランド、オーストラリア、中国、インド、タイ、マレーシア、ベトナム、キルギスタン、フィリピン、バングラデシュ、カンボジア、インドネシア、ラオス、モンゴル、シンガポール、イラン、スリランカ、韓国、ソロモン諸島、サモア(21ヵ国)
参加機関
UNFPA、IPPF、AFPPD、NZPGPD、NZFPA
日本からの参加者:
 
 
清水嘉与子APDA副理事長(参・自)、谷津義男AFPPD議長(衆・自)、鮫島宗明(衆・民主)、長浜博行(衆・民主)、広瀬次雄常務理事・事務局長、楠本修主任研究員、星合千春国際課長、加藤祐子渉外課長
参加議員
〔オーストラリア〕コリン・ホリス、〔バングラデシュ〕スルタン・ムハメッド・マンスール、〔カンボジア〕プリンセス・シソワット・サンタ、〔中国〕張懐西、タオ・シー・ピン、リィー・ホンジー、〔インド〕ラクシュマン・シン、ケルサイ・シン、〔インドネシア〕スルヤ・チャンドラ、〔イラン〕サイッド・ムスタファ・サイッド、〔韓国〕ヘー・チャン・リー、クワンホー・ソン、ウファー・チュン、〔キルギスタン〕アリムベイ・スルタノフ、アリシャー・アビディモムノフ、〔マレーシア〕ナフシア・ビンティ・オマール、T・マリムトゥ、〔モンゴル〕チルカジャフ・アブダイ、〔ニュージーランド〕ジュディス・ティザード、スティーブ・チャドウィック、アン・トーリー、ウイニー・ラバン、フィリダ・ブンケル、ドナ・アワテレフアタ、アン・ハートレイ、〔フィリピン〕ジャミー・デ・ロス・サントス・ヤコブ、〔サモア〕トルフアイヴァレレイ、〔シンガポール〕テオ・ホ・ピン、〔ソロモン諸島〕フランシス・ビリー・ヒリー、〔スリランカ〕U・L・M・モヒディーン、〔タイ〕マリニー・スカヴェジョボルカキット、マリワン・グエンムエ、〔ベトナム〕レ・クォック・カイン
国会議員39名、UNFPA、ニュージーランド家族計画協会(NZFPA)他37名、合計76名が参加
 
 
この会議は・・・
  17回のAPDA会議の中で初めてオセアニア地域で開催された。食料安全保障、水資源の問題を人口の観点から論じるという画期的な会議になった。
 世界人口の6割を占め、人口密度の高いアジア地域と、広大な太平洋に囲まれたオセアニア地域では人口と食料安全保障をめぐる条件が全く異なっているが、この会議では、食料貿易自由化の最も急先鋒であるニュージーランドで、人口増加の将来予測、将来への食料供給の可能性やその限界、淡水資源などの制約などの条件を討議。さらに、自由貿易と食料安全保障の問題を論じた。参加者からは「リプロダクティブ・ヘルス・ライツに終始したカイロ会議は人口問題を狭義に捉えたものだったが、今回は開発や環境問題も取り入れ、広い意味での人口・開発会議となり、すばらしく有意義だった」(イアン・プール ワイカト大学教授)や「河川問題は重要だ。水は極めて大切で、水問題をめぐる国際条約が必要ではないか」(キルギスタン)など会議への賞賛の声が相次いだ。
内容
初めて太平洋地域で開催際されたAPDA会議として、島嶼国の人口に焦点を当てた討議を行なった。メインテーマは「アジア・太平洋の食料安全保障・水資源と人口―人類の未来と持続可能な開発―」である。個別セッションのテーマは「太平洋島嶼国における人口問題」、「アジア・太平洋の人口扶養力―水・食料資源を中心に―」、「食料安全保障と人口―環境と持続可能性―」、「グローバリゼーションと持続可能な開発―アジア・太平洋地域の未来―」について前年度に行なわれた20世紀における人口問題の現状把握を踏まえて、これからさらに厳しさを増さざるを得ない食料安全保障及び淡水資源の確保と人口問題に焦点を当てた協議を行なった。
 
内嶋・宮崎公立大学長の講演
 
5月10日 国際人口問題議員懇談会(JPFP)女性問題部会開催
内容
IPPF国際医学顧問委員会(IMAP)委員と懇談
参加議員
中山太郎会長(衆・自)、谷津義男幹事長(衆・自)、清水嘉与子事務総長(参・自)、小宮山洋子(参・民主)
IPPF委員
ヘレン・ランデラ・リーズIMAP委員長、フレッド・サイIPPF元会長など計8名
事務局
広瀬次雄常務理事・事務局長、星合千春国際課長、加藤祐子渉外課長
 
6月13日 国際人口問題議員懇談会総会開催
内容
(1)
平成12年度事業報告・収支決算、平成13年度事業計画・収支予算
(2)
第17回APDA会議の報告
 
6月19日〜21日 女性に対する暴力排除に関するワークショップ
主催
AFPPD
後援
UNFPA−CST(カントリーサポートチーム)
開催地
タイ・バンコク
日本からの参加者:
 
 
星合千春国際課長、加藤祐子渉外課長
 
7月25日〜8月14日 「人口問題を基礎とした農業・農村開発調査―カザフスタン共和国―」調査団をカザフスタン国に派遣
農林水産省委託
調査対象国
カザフスタン・アルマティ市、アクモラ州、アスタナ市
メンバー
石田紀郎(団長)、ナギザデ・モハマド、和田卓也、楠本修
 
8月5日〜9日 韓国国会議員団が人口・開発事情視察のため、ミ・エ・チュ議員(団長)を含む4名の国会議員と事務局1名が来日
訪問先
東京都老人医療センターや国立社会保障・人口問題研究所などを訪問。また、神戸へ移動し、総合福祉施設の「しあわせの村」を視察
 
9月5日 ワールドウォッチ研究所のヒラリー・フレンチ首席副所長を招き、国際人口問題議員懇談会の地球規模問題部会及び国際協力部会の合同部会を開催
 
9月9日〜23日 「アジア諸国の職業安定制度と雇用政策に関する調査研究―インド国IT産業を中心として―」調査団をインド国に派遣
労働省・雇用能力開発機構委託
調査対象国
インド国・ニューデリー、バンガロール、チェンナイ
メンバー
大野昭彦(団長)、楠本修
 
9月11日〜13日 2050主催の南南協力国際会議の開会式で、中山太郎・理事長/JPFP会長が挨拶。加藤祐子国際課長が出席
 
9月16日〜22日 「アジア諸国の高齢化と保健の実態―マレーシア国―」調査団をマレーシア国に派遣
厚生省・国際厚生事業団委託
調査対象国
マレーシア国
メンバー
駒村康平(団長)、宮越雄一、遠藤正昭
 
9月18日 国際人口問題議員懇談会役員会を開催し、オベイドUNFPA事務局長とブリュッゲマンIPPF事務局長と懇談
 
9月22日〜24日 キルギスで開催されたAFPPD地域セミナー“CISおよびアジア諸国国会議員会議―人口と開発―貧困とその克服策―”に谷津義男AFPPD議長が出席。開会式で挨拶
 
11月11日〜16日 人口・開発事情視察のため、ラオス人民民主共和国へ大渕絹子・参議院議員(社民)と生方幸夫・衆議院議員(民主)を派遣。ラオスのUNFPAやJICAのフィールドプロジェクトなどを視察。加藤祐子国際課長が同行。
 
11月14日 セミナー「世界の食料不安―日本のコメと農業―」を秋田テルサで開催。講師は、辻井博・京大大学院教授、主催者挨拶を広瀬次雄常務理事、菅野駿一秋田県農業会議事務局長。
主催
APDA、秋田県農業会議、後援:秋田県、JA秋田中央会、NHK秋田放送局、ABS秋田放送、秋田魁新報社、AKT秋田テレビ、AAB秋田朝日放送。
 
11月17日 セミナー「アジアを見る―コメ・農業・国際協力―」を東洋大学板倉校で開催。講師は、辻井博・京大大学院教授、赤塚雄三・東洋大学教授、藤村真・東洋大学助教授。地元選出の谷津義男・衆議院議員(自民)が挨拶。主催者挨拶を広瀬次雄常務理事・事務局長。
主催
APDA、東洋大学、後援:群馬県、JA群馬中央会、邑楽館林農業委員会協議会、NHK前橋放送局、上毛新聞社、板倉町、群馬テレビ。
 
11月29日〜30日 開発協力とパートナーシップに関するアフリカ・アジア国会議員会議
テーマ
アフリカ―アジアの開発協力とパートナーシップ
開催地
東京・ホテルニューオータニ
参加国
アフリカ地域13カ国、アジア・太平洋地域16カ国
 
 
アフリカ地域
カメルーン、中央アフリカ、エチオピア、ガーナ、象牙海岸、ケニヤ、マダガスカル、ナイジェリア、南アフリカ、セネガル、タンザニア、ウガンダ、ジンバブエ
アジア・太平洋地域
オーストラリア、バングラデシュ、カンボジア、中国、フィジー、インド、インドネシア、日本、キルギスタン、ラオス、マレーシア、モンゴル、ニュージーランド、フィリピン、タイ、ベトナム
参加国会議員
 
 
51名、専門家・国際機関など100名が参加
主催
AFPPD、共催:国際人口問題議員懇談会(JPFP)、財団法人アジア人口・開発協会(APDA)、後援:外務省、国連人口基金(UNFPA)
 谷津義男AFPPF議長が主催者挨拶、南野知惠子・厚生労働副大臣が開会宣言、鮫島宗明・衆議院議員(民主)、菊地眞夫・千葉大学教授がリソースパーソンを務めた。
 APDAからは共催機関として、広瀬次雄常務理事・事務局長、楠本修事務局長補佐・主任研究員、遠藤正昭業務課長、加藤祐子国際課長が会議運営に協力した。アフリカ―アジア地域の国会議員が果たすべき役割を行動志向で纏め上げた「アフリカ―アジア国会議員会議 行動計画」が採択された。
 
12月4日 TICAD−III準備のための閣僚級会合
TICAD(アフリカ開発会議)に谷津義男AFPPD議長、遠藤正昭業務課長が参加。谷津AFPPD議長がステイツメントを発表し、アフリカ―アジア国会議員会議「行動計画」を提出した。
 
12月5日 JPFP女性議員と和気邦夫UNFPA事務局次長が、ジェンダー、リプロダクティブ・ヘルスなどの問題について懇談。広瀬次雄常務理事と加藤祐子国際課長が参加。
 
12月9日〜12日 UNFPAにおける2002年に開催予定の国際人口開発議員会議検討事務局会合に楠本修事務局長補佐・主任研究員が広瀬次雄常務理事・事務局長の代理としてアメリカ合衆国ニューヨーク市に出張。
 
12月12日 JPFP総会開催
(1)役員人事
(2)外務省からUNFPA/IPPFに対する日本の拠出金についての説明
(3)ラオス国への派遣事業の報告
(4)アフリカヘの派遣事業の説明
(5)APDA20周年記念公開フォーラムについての説明
 
平成14(2002)年
1月12日〜19日 人口・開発事情視察のため、国会議員団を東アフリカに派遣
アフリカ地域で蔓延するHIV/AIDS問題を含む人口問題、深刻な水不足への対応を検討するために国際人口問題議員懇談会メンバーをタンザニア、ウガンダ、ケニヤに派遣。
 現地エイズ予防プログラム、UNFPAプロジェクトを視察し、各国政府とエイズ予防ならびに人口分野における協力について協議を行なう。また、現地人口・開発議員グループと懇談を行い、各国国内委員会の活動促進と国会議員間の協力について協議を行った。
参加議員
団長 桜井新(参・自民)、副団長 井上喜一(衆・保守)、長浜博行(衆・民主)、東祥三(衆・自由)、円より子(参・民主)、田島陽子(参・社民)、ジャーナリスト:古川央絵(毎日新聞社)、事務局:遠藤正昭業務課長
2002年2月1日現在







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