第7回海洋文学大賞作品募集要項
(財)日本海事広報協会はこのほど、第7回海洋文学大賞の作品募集要項を発表しました。
同協会では、海や船に対する関心を高めるための事業の一環として、海をテーマにした小説や子ども文学を募集し、日本財団との共催で「海洋文学大賞」を実施しています。前回の海洋文学大賞の応募総数は449点に昇り、この中から「猫なで風がふくから」(可瑚真弓氏著)が大賞に選ばれました。過去6回の大賞受賞作品は「海洋文学大賞作品集」(定価各回950円・送料別)として同協会から発行されています。
募集要項
募集内容:
海や船、海で働く人々など海をテーマにしたもので、次の部門ごとに募集。
海洋文学賞部門(小説・ノンフィクション):
小説は文芸、冒険、歴史、スポーツ、SF、ユーモアなど自由。ノンフィクションは冒険、博物誌、観察記、歴史発掘、ドキュメントなど幅広い視点で深く掘り下げたもの。
海の子ども文学賞部門:
小学生に読ませたい創作童話・ノンフィクション
募集締切:
平成15年2月28日(当日消印有効)
実行委員長:
曽野綾子氏
選考委員:
【海洋文学賞部門】
十川信介氏(学習院大学文学部教授)、北方謙三氏(作家)、谷恒生氏(作家)、半藤一利氏(作家)
【海の子ども文学賞部門】
十川信介氏(前掲)、木暮正夫氏(児童文学者)、上笙一郎氏(児童文化評論家)、木村龍治氏(東京大学海洋研究所教授)
賞金:
【海洋文学賞部門】
海洋文学賞100万円(1作)、佳作20万円(2作)
【海の子ども文学賞部門】
海の子ども文学賞50万円(1作)、佳作10万円(2作)
募集規定:
【応募資格】
年齢・プロ・アマ・国籍を問いません。
【応募作品】
日本語で書いた自作未発表のものに限ります。
【作品の長さ】
海洋文学賞部門は400字詰め原稿用紙50枚以内。海の子ども文学賞部門は同じく20枚以内
(イラスト添付可)。
【作品の体裁】
各部門とも原稿は縦書き。ワープロ原稿の場合は1頁20字×20行または20字×40行で印字のこと。海洋文学賞部門は作品に800字程度のあらすじを添付。本文原稿には必ずページ数を記すこと。ノンフィクションの作品には執筆に際して参考にした資料や文献名を明記してください。
【応募の方法】
原稿の表紙に応募部門名(小説、ノンフィクション、海の子ども文学の区別を明記)、題名、氏名(ペンネーム使用のときは本名も)、年齢、性別、職業(在学中の方は学校名・学年)、郵便番号、住所、電話番号を明記してください。
【その他】
応募原稿は返却いたしません。選考経過についてのお問い合わせには応じられません。応募原稿の他の賞への応募は認めません。
諸権利:
受賞作品の諸権利、出版権(映像化権を含む)及びその他の利用権、これから派生する全ての権利は主催者に帰属します。なお、当該権利料は賞金に含まれます。
発表:
平成15年7月上旬。入賞者に直接通知するほか、海と船の雑誌「ラメール」(9月号)等で氏名、作品名を発表。
贈賞式:
平成15年7月21日「海の日」前後
応募・問い合わせ先:
〒104−0033東京都中央区新川1−23−17
マリンビル7階
(財)日本海事広報協会内「海洋文学大賞」
実行委員会事務局
TEL:03−3552−5033 FAX:03−3553−4267
「神川丸」「フェニックス」
昨年10月、当会会員造船所建造のRORO貨物船の就航披露見学会が相次いで催されました。当日見学の機会を得た「神川丸」(今治造船(株)建造)及び「フェニックス」(北日本造船(株)建造)をご紹介ます。
「神川丸」(船主:川崎近海汽船(株)殿)は、同社「本州丸」の代替船として今治造船(株)(檜垣俊幸社長)において建造され、栗林商船(株)殿との共同運航により平成14年10月3日に大阪港より運航を開始、4日には東京港・品川埠頭にて見学会が行われました。本船は苫小牧〜釧路〜仙台〜東京〜大阪〜名古屋〜仙台〜苫小牧航路に就航し、ロール紙、製紙原料、一般雑貨、商品車等の輸送を担っています。
【主要目】
全長 |
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: |
161.84m |
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垂線間長 |
|
: |
150.00m |
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型幅 |
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: |
26.60m |
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型深 |
|
: |
21.30m |
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満載喫水 |
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: |
6.80m |
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総トン数 |
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: |
12,560トン |
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載貨重量 |
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: |
6,500トン |
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積載能力 |
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: |
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(ケース1) |
(ケース2) |
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ロール紙 |
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: |
約2,300トン |
0巻 |
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12mシャーシ |
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: |
116台 |
151台 |
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商品乗用車 |
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: |
200台 |
200台 |
冷凍電源 |
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: |
440V×32A×24個 |
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220V×60A×24個 |
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航海速力 |
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: |
21.0knots |
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航行距離 |
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: |
約4,400海里 |
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起工 |
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: |
平成14年4月1日 |
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進水 |
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: |
平成14年6月11日 |
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竣工 |
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: |
平成14年10月2日 |
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「フェニックス」(運輸施設整備事業団殿・春山海運(株)殿共有、プリンス海運(株)殿運航)は、北日本造船(株)(東徹社長)において建造され、平成14年10月23日からの追浜〜神戸〜苅田航路就航に先立ち、同日、日産自動車追浜工場内の専用埠頭で見学会が行われました。本船は日産自動車の部品輸送、完成車輸送を担っています。
【主要目】
全長 |
: |
160.04m |
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垂線間長 |
: |
150.00m |
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型幅 |
: |
25.50m |
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型深 |
: |
上甲板18.35m、乾舷甲板7.90m |
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満載喫水 |
: |
7.30m |
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総トン数 |
: |
10,050トン |
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載貨重量 |
: |
7,346トン |
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積載能力 |
: |
乗用車811台、シャーシ102本 |
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荷役装置 |
: |
ランプウエイ2基 |
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右舷28.0m×7.0m 45トン |
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左舷28.0m×7.0m 45トン |
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可動スロープ1基 |
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30.8m×4.5m 45/38トン |
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航海速力 |
: |
21.0knots |
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特殊装置 |
: |
バウスラスター1基 14トン |
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スタンスラスター1基 17トン |
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減揺タンク |
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起工 |
: |
平成14年3月7日 |
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進水 |
: |
平成14年7月15日 |
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竣工 |
: |
平成14年10月11日 |
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平成14年10月1日付でユニバーサル造船株式会社が当会に入会(賛助会員)されました。日本鋼管(株)と日立造船(株)の船舶海洋部門の統合により平成14年10月1日に発足したユニバーサル造船(株)は、国内に本店、5事業所(舞鶴、京浜、因島、有明、津)及び技術研究所(津)を有し、また、海外にはロンドンに現地法人を設立の予定です。
なお、当会会員であった横浜ヨット(株)は、ユニバーサル造船(株)の発足に伴い平成14年10月1日付で同社直系のグループ会社(京浜マリンデザイン(株)、(株)京浜マリン製作所)として再編されました。
ユニバーサル造船株式会社
本社 |
: |
東京都品川区大井一丁目28番1号 |
|
|
住友不動産大井町駅前ビル4・5階 |
TEL |
: |
03−5742−4050(代) |
FAX |
: |
03−5742−4060 |
URL |
: |
http://www.u-zosen.co.jp |
役員 |
: |
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代表取締役会長 |
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田澤謙三 |
代表取締役社長 |
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上条剛彦 |
取締役(管理部門担当) |
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芦川末良 |
取締役(艦船・特機事業本部長) |
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前田宏三* |
取締役(商船・海洋事業本部長) |
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竹内信 |
取締役(商船・海洋営業部長) |
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島浩一郎 |
取締役(非常勤) |
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永井洋生 |
取締役(非常勤) |
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恩田武 |
執行役員(技術研究所長) |
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藤本留男 |
執行役員(舞鶴事業所長) |
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森弘行 |
執行役員(京浜事業所長) |
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清水亮一 |
執行役員(基本計画部長) |
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北野公夫 |
執行役員(有明事業所長) |
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福丸雅文 |
執行役員(津事業所長) |
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兵藤裕 |
監査役 |
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河野芳之 |
監査役(非常勤) |
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玉谷善紀 |
監査役(非常勤) |
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徳平正道 |
(敬称略、*印は当会指定代表者) |
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舞鶴事業所
京浜事業所
因島事業所
有明事業所
津事業所
技術研究所(津)
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