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市場の弾力性と単位あたりのコスト
 輸送コストの検討が、スペイン及びポルトガルの9都市と主たるEUの市場であるロンドン、ブラッセル、ハンブルグ及びフランクフルトとの間の輸送で行なわれた。
 
船のユニットコストが、トレーラ1台あたりの輸送コストの2.4−2.5USドル/海里より低い所では、海上の方が道路、又は水路を横断する場合よりも短い距離となることで市場の潜在性が表れる。
船のユニットコストが、トレーラ1台あたりの輸送コストの1.5−1.6USドル/海里より低い所では、この潜在的な市場の成長は通常の航路で急速に成長する。
 
表: ドアからドアへの道路輸送に相当する要求される船による輸送ユニットコスト
 
市場の弾力性と船の速力
 輸送時間の検討が、スペイン及びポルトガルの9都市と主たるEUの市場であるロンドン、ブラッセル、ハンブルグ及びフランクフルトとの間の輸送で行なわれた。
 
船速が20ノットの船は、市場の20−40%が期待できるが道路輸送よりも遅い。
船速が25ノットの船は、市場の55−60%が道路輸送よりも速い。
船速が37ノットの船は、市場の70−90%が道路輸送よりも速い。
船速が37ノットを超える船は、道路輸送に対して、最早追加の競争力は見られない。
 
表: ドアからドアへの道路輸送に相当する要求される船による輸送ユニットコスト
 
競争力のあるSSSへのキー
[競争力の目標は速力とコストである。]
道路輸送との競争で、重要な新しい市場を開放するためには、「海上輸送のハイウエイ」は、1つの航路でのトレーラ1台あたりの輸送コスト1.6USドル/海里又はそれ以下を達成しなければならない。
より低いユニットコストは、市場部分への参入を増加させる。
配達時の競争力を確保するためには、船速は、約25ノットを超えなければならない。
37−38ノットというより速い速度は、より広い市場の競争力を持たせるであろう。
37−38ノットより速い速度としても、追加の市場参入性はない。
積荷、揚げ荷の合計荷役時間は、3−4時間以内でなければならない。







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