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5.2.70 4.2.140 Functional_connector
 Functional_connectorはPlant_item_connector_occurrence(4.2.291 参照)の一種であり、Plant_item_connector_occurrenceの機能的または論理的特徴を表す。Functional_connectorはLine_plant_item_branch_connector(4.2.226 参照)かLine_plant_item_connector(4.2.228 参照)のどちらかである。
 
5.2.71 4.2.141 Functional_connector_definition_satisfaction
 Functional_connector_definition_satisfactionは、機能に関する要求を対象物で満足させるために、実際のConnector_definition(4.2.88 参照)を機能的なConnector_defnitionに割り当てたものである。
 
5.2.72 4.2.142 Functional_connector_occurrence_satisfaction
 Functional_connector_occurrence_satisfactionは、機能に関する要求を満足させるために、実際のPhysical_connector(4.2.259 参照)をFunctional_connector(4.2.140 参照)に割り当てたものである。
 
5.2.73 4.2.143 Functional_design_view
 Functional_design_viewはPlant_item_design_view(4.2.293 参照)の一種であり、Plant_item(4.2.285 参照)に関連するデータがPlant_itemの物理的特徴よりも論理的特徴であることを表す。
 Functional_design_viewに関連するデータは下記の通り。
−tag_number.
 tag_numberは、機能的な識別と物理的な追跡の目的のためにPlant_item(4.2.285 参照)に割り当てられた任意の識別である。
 
5.2.74 4.2.144 Functional_plant
 Functional_plantはPlantの機能的特徴を統合するPlant(4.2.283 参照)である。
 
5.2.75 4.2.145 Functional_plant_item_satisfaction
 Functional_plant_item_satisfactionは、機能に関する要求を満足させるために、Physical_design_view(4.2.260 参照)をFunctional_design_view(4.2.143 参照)に割り当てたものである。
 
5.2.76 4.2.146 Functional_plant_satisfaction
 Functional_plant_satisfactionは、機能に関する要求を満足させるために、実際のPlanned-physical_plant(4.2.281 参照)をFunctional_plant(4.2.144 参照)に割り当てたものである。
Functional_plant_satisfactionに関連するデータは下記の通り。
−functional_plant;
−planned_physical.
 
5.2.77 4.2.146.1 functional_plant
 functional_connection_definitionはconnectionの機能面を記述するFunctionalplant対象物のplant_idの参照である。
 
5.2.78 4.2.146.2 planned_physical
 planned_physicalは、Planned_physical_plant対象物のplant_idの参照であり、プラントの機能面を満足するプラントの物理面である。
 
5.2.79 4.2.147 Gasket
 GasketはPiping_component(4.2.265 参照)の一種であり、2つのコネクタ間の接続を密封する。
 
Gasketsは主にFlanged(4.2.132 参照)Plant_item_connector(4.2.290 参照)と一緒に使われる。
 
 Gasketに関連するデータは下記の通り。
−compressed_thickness;
−uncompressed_thickness.
 
5.2.80 4.2.147.1 compressed_thickness
 compressed_thicknessは、connection中の圧縮状態でのGasketの平行な2つの面の距離である。1つの値か範囲値で定義される場合がある。
 
一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex Lを参照。
 
5.2.81 4.2.147.2 uncompressed_thickness
 uncompressed_thicknessはGasketの平行な2つの面の距離である。1つの値か範囲値で定義される場合がある。
 
一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex Lを参照。
 
5.2.82 4.2.148 Gis_position
 Gis_positionはローカル座標とグローバル座標との座標値を変換するのに必要な位置決めや位置確認の情報である。変換手順はgeographic information system(GIS)座標システムによって決まる。各Gis_positionはグローバル位置やSite_shape_representation(4.2.353 参照)の方向である。
 Gis_positionに関連するデータは下記の通り。
−height;
−scale;
−system;
−x_axis_delta_x;
−x_axis_delta_y;
−x_coordinate;
−y_coordinate;
−zone.
 
5.2.83 4.2.148.1 height
 heightはGIS座標システムでの海上か参照上の距離である。
 
5.2.84 4.2.148.2 scale
 scaleは、ローカル座標とGIS座標との座標点の変換に適用された変換要因である。変換の正確な適用はGISシステムによって決まる。
 
5.2.85 4.2.148.3 system
 systemは使用されたGISシステムの識別である。
 
Gauss-Krueger、Universal Transverse Mercator(UTM)およびState Planeがグローバルな位置決めのためのGISシステムの使用例である。
 
5.2.86 4.2.148.4 x_axis_delta_x
 x_axis_delta_xは、ローカル座標においてGIS座標空間の正のx軸を表すベクトルの最終点の横座標値である。
 
5.2.87 4.2.148.5 x_axis_delta_y
 x_axis_delta_yは、ローカル座標においてGIS座標空間の正のx軸を表すベクトルの最終点の縦座標値である。
 
GIS座標システムXY00は赤道とグリニッジ子午線の交差する点に起点を持つ。座標システムのX軸は東(正の方向)と西(負の方向)に伸びる。Y軸は北(正の方向)と南(負の方向)に伸びる。正のz軸は上へ(海面あるいはGIS座標システムの参照レベルより上)、負のz軸は下へ(海面あるいはGIS座標システムの参照レベルより下)伸びる。x_axis_delta_xの値が1.0でx_axis_delta_yの値が1.0の時、GIS座標のx軸はローカル座標のx軸に関して+45°の角度を持つ。ローカル座標をGIS座標に重ねあわせると、ローカル座標の正のx軸は南東(-45°)を指す。
 
5.2.88 4.2.148.6 x_coordinate
 x_coordinateはGISシステムによって定義された座標のy軸からzoneまでの距離である。
 
5.2.89 4.2.148.7 y_coordinate
y_coordinateはGISシステムによって定義された座標のx軸からzoneまでの距離である。
 
5.2.90 4.2.148.8 zone
 zoneはGISシステムに基づいた地球表面の分割である。
 
Gauss-Krueger GISシステムは地球を経線3度ごとに120の区域に分割する。各区域はグリニッジ子午線から3°、6°、9°・・・と表示される。
 
5.2.91 4.2.149 Grooved_end
 Grooved_endはPiping_connector(4.2.267 参照)端部の一種であり、周囲の溝切りを含んだりあるいは溝付きのジョイントのためにパイプ表面を丸めたりする。
 
Figure 30は標準的なGrooved_endを表す。
 
Figure 30−Grooved_end
 
 Grooved_endに関連するデータは下記の通り。
−depth;
−distance_from_end;
−width.
 
5.2.92 4.2.149.1 depth
 depthは溝の底辺からPipe(4.2.261 参照)の外側表面までの距離である。一つの値か範囲値として定義される場合がある。
 
一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex Lを参照。
 
5.2.93 4.2.149.2 distance_from_end
 distance_from_endはPipe(4.2.261 参照)の端から溝の内側の端までの距離である。一つの値か範囲値として定義される場合がある。
 
一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex Lを参照。
 
5.2.94 4.2.1493 width
 widthは溝の内側の端から外側の端までの距離であり。一つの値か範囲値として定義される場合がある。
 
一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex Lを参照。
 
5.2.95 4.2.150 Gusset
 GussetはReinforcing__component(4.2.321 参照)の一種であり、主パイプと枝パイプの間に対角線上に位置する伸張部材で、割れや変形を防ぐ。
 
Figure 31はGussetを表す。
 
Figure 31−Gusset
 
Gussetに関連するデータは下記の通り。
−height.
 
 Heightは、Location_pointと枝パイプに溶接されたGussetの最も外側の点との距離である。一つの値か範囲値として定義される場合がある。
 
一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex Lを参照。







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