英語名称 |
Centre for Environment Fisheries and Aquaculture Science |
組織略称 |
CEFAS |
組織形態 |
DEFRAのエージェンシー |
人員数 |
550人以上 |
所在地 |
Lowesoft Burnham Weymouth(以上3ヶ所研究所) Whitehaven |
設立年 |
1997年(前身である研究所は1902年設立) |
予算規模 |
2001/2002年総売上高は3千万ポンド以上。 売上高のうち2千3百万ポンド以上がDEFRAからのものである。 |
目的 |
漁業管理、環境保護に関する科学的調査研究とアドバイス。 |
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DEFRAを初めとする下記活動に従事する顧客に対し、高品質な科学的サポートを提供すること。 ●水環境(aquatic environment)の保全と促進 ●水環境自然資源の合理的管理奨励 ●水汚染物質(aquatic contaminants)からの公衆保護 顧客にはDEFRAの他、UK政府機関や他国の省庁、EC、産業界、規制機関、施行機関、地方自治体などが含まれる。 |
管轄/活動概要 |
(1)漁場の管理と保全、海洋と淡水生態系保全に関するアセスメントとアドバイス (2)栄養分、放射性核種、化学物質、その他の汚染物質の環境モニタリングとアセスメント (3)養殖、魚類と貝類の病気制御と衛生に関するアドバイス (4)事故、緊急事態対応サービス (5)上記各サービスのサポートにおけるリサーチとプロジェクト管理 また、CEFASの一部にFHI(Fish Health Inspectorate)があり、魚貝類の病気発生と拡散の防止を目的として、イングランドではDEFRA、ウェールズではウェールズ政府農業省(NAWAS:National Assembly for Wales Agricultural Department)の代理としてイングランドとウェールズの全域をカバーしている。 |
最近の活動成果例 |
(1)Biological Effects Quality Assurancein Monitoring Programme(BEQUALM) ICESの汚染物質による生物学的影響ワーキンググループにて設立のアイデアが出された。1997年終わりに欧州委員会の標準・計測・テスト(SMT)プログラムに予算申請が為され、1998年1月にBEQUALMの3年間プロジェクトが発足した。プロジェクトはCentral Steering Group によって運営され、Central Steering GroupにはUK、ドイツ、ノルウェー、スウェーデンの海洋関係研究所が参加している。UKからは、CEFASの他に、FRS海洋研究所、NERCプリマス海洋研究所が参加している。 (2)Building,Assessing and Standardising Information on the Atlantic Coasts(BASIC) EUの、地域間(trans−regional)科学的協力体制確立のためのINTERREGプログラムによって助成金を受けている。大西洋環状水域の水質と、水質が沿岸活動に与える影響のアセスメントを扱うための共通方法論とツールの研究を行っている。パートナーはアイルランド、UK、フランスから参加している。テストサイトはこの3カ国から一箇所ずつ選択された。5km四方の2次元メッシュモデルが作成され、水深、潮流、バクテリア発生状況のモデル化が為された。また、水質アセスメントに必要な地理的情報が特定され、特定トピック(貝類飼育棚など)に関するデータも含めてデータベース化された。水質指標(indicator)を作成するための方法論が確立され、フランスのテストサイトで実験が行われた。 (3)Assessing the potential impacts of disposal of dredged material on candidateSACs(cSAC Review Series) CEFASは、2000年から2002年にかけて、イングランドとウェールズ沿岸の複数のSAC候補サイトまたは隣接地域における俊渫物質堆積の影響アセスメントプロジェクトをDEFRAからの資金を得て実施した。 |