日本財団 図書館


栃木 シニア教育ボランティアワークショップを開催
全国体験活動ボランティア活動総合推進センターアドバイザー会議に参加
社会参加システム推進グループ
 
【10月5日】
 安佐NPOネットワークの協力を得て、栃木県佐野市で地域のシニアの教育へのボランティア参加のためのワークショップ(参加型体験学習)を開催した。参加者は報告者3名を含む24名。
 趣味の会のお母さんが特技を生かして学校の生徒にかかわっていった体験談、当該小学校が福祉の研究指定校になっていたことや、校長に理解があったことが幸いしたこと、この動きが中学まで広がっていること等、現場での体験談が持つ話の迫力に参加者も圧倒されっぱなしであった。
 さらに2名の方の発表の後、5グループに分かれ、ワークショップの中でプログラムづくりに取り組んだ。結果的にはプログラムづくりには至らなかったが、問題の取り組み手法は参加者で共有できたと思われる。
 詳細はいずれ財団ホームページに搭載するのでぜひご覧いただきたい。財団にとっても教育ワークショップは初めての取り組みであり、今回の経験を生かし、より良きプログラムづくりに取り組みたい。
(蒲田)
【10月11日】
 全国体験活動ボランティア活動総合推進センターアドバイザー会議に参加。このセンターは、中央教育審議会の「青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について」の議論を受けて、文部科学省が国立教育政策研究所社会教育実践研究センターに委嘱して7月19日に開設された。同センターは体験活動ボランティア活動に関する情報・資料等の収集・提供と各地方自治体に設置される体験活動ボランティア活動支援センターヘの協力がその業務となっている。
 体制は、コーディネーター5名、アドバイザー19名で、主にコーディネーターが相談、情報提供を行い、それをサポートするのが専門アドバイザーの役割となっている。今回、地域振興・まちづくり分野のアドバイザーの委嘱を受け、参加させていただいた。
 議論の中心になった話題は、コーディネーターの活動であり、特に児童生徒へのコーディネートは、大人のものと分けて考える必要があるのではないかということであった。そこで、教育の視点を持つことの必要性を特に訴えた。
(有馬)
【10月12・13日】
 山形県天童市で開催された「やまがたヤングボランティアフェスティバル」に参加した。このフェスティバルは、山形県内の各地域で活躍する高校生ボランティアが集まり、情報交換し交流するもので、その企画運営の中心も高校生が行っている。
 そこに参加していた高校生達は、とにかく明るく、そしてこの場をとても楽しんでいた。この楽しさが元気の元となり、また、ここで出会った仲間達と手を携え、さらにボランティア活動を継続・発展させているようである。
 彼らのエネルギーを結集し、励まし合い、発展できるこのようなイベントが全国に広まれば、きっと日本も変わっていくのだろうと、強く感じた。
(伏見)
【10月27日】
 福井県鯖江市において、新企画のサッカーさわやか広場を開催した。パートナーは鯖江市老人クラブ連合会・鯖江中学校父母と教師の会・鯖江中学校サッカー部・NPO法人さばえ総合スポーツクラブ・NPO法人さわやかボランティア虹のメンバーで、鯖江市教育委員会の後援を得て開催した。
 Jリーグクラブがない地域だが、さばえ総合スポーツクラブサッカー部アルティマFC(今年の全国クラブ選手権北信越代表チーム)から3選手の応援を得、小中学校サッカー部員に素晴らしい数々の模範プレーを見せてくれた。お年寄りも初めての広場に楽しい一時を過ごした。後援していただいた鯖江市教育委員会の大久保文義社会教育主事から「恒例行事になれば良い」との期待と評価を得ることができた。
(吉田旭)
 
助け合い事業法人税課税 第1回公判
介護相談員 新人研修終了
ふれあい社会づくりグループ
 
【10月15日】
 みなとNPOハウスで市民協主催の「介護たすけあいフォーラム in 東京」へ。午前中は厚生労働省社会・援護局高橋真己地域福祉専門官から「平成15年度予算概要」説明と「地域福祉計画と住民参加〜NPOへの期待」について、午後は3つの分科会で、「地域ネットワークづくり」「市民の手による移送・移動サービス」「介護保険指定事業者マネジメント」をテーマに展開。
奈良は、移送関連の分科会でコーディネーター役。
(奈良)
【10月22日】
 千葉地裁において「流山ユー・アイ ネットの助け合い事業における法人税課税」の第1回公判が行われ、原告席には訴状代理人である弁護士・当財団理事長堀田力とさわやか法律事務所の田島優子弁護士、被告側は9名。傍聴席はマスコミ、市民団体など(詳細はホームページに掲載)。
(神田・久保)
【10月22・23日】
 当財団が運営する介護相談員「現任研修」第1回目が始まるにあたって、もう一方の運営者である地域ケア政策ネットワーク(C2P)と、進め方や内容の確認のために、C2Pが行う17・18日の現任研修に参加。これを受けて、大阪南港の安田生命大阪アカデミアで2日間10時間の研修を行った。
 この研修はワークショップ方式に重点を置いたもので、すでに、現場で様々なケースを抱えている相談員に、施策を含めた最新情報提供と相談員間のネットワークづくりを意識しつつ、当方が身体拘束や特養の完全個室化・ユニットケアなどについても話を進めながら行うもので、新人研修とはまたある種違った密度の濃い10時間に。
(高田・鈴木・奈良)
【10月29日】
 27日に松山でのタイムダラー塾に参加した後、松山から大阪入りして、介護相談新人研修のうちの後期研修を安田生命大阪アカデミアで開催。10月8日には東京での第3回目の後期研修も行ったが、これで、当財団が主催する新人研修は全て終わり。受講生の皆さんには、「現場でのさまざまな関係性をつくり上げるのにはほぼ半年くらいかかるでしょう。だから、肩肘張って頑張ろうとしないで、牛歩のごとくに」とアドバイスしつつ、修了証書をお渡しする。当財団運営参加者414名、全体で862名。
(高田・鈴木・奈良)
 
グループホーム案内書改訂版が完成
グループホーム推進グループ
 
【10月3・10・17日】
 開催予定の映画上映フォーラムの打ち合わせで、3日は仙台・せんだんの森、10日はさわやかけあ広島、17日は沖縄へ出張。これまで何とか成功してきたので、今後も、前橋・松山を含めて、きちんと準備していきたい。
(鈴木.苫米地)
【10月27日】
 愛媛県西条市で行われた「豊かな老後を過ごしたい会」のグループリビングにかかわる座談会に、オブザーバーとして出席。40人を超える人が集まり、財団の進める「ふれあい型」グループホームについて話をする。行政・業者・一般などの各層の立場から、具体的な質問があり、11月30日にまた松山で座談会を行いたいとの申し出があった。このような輪が、少しずつだが確実に広がっていくことをとてもうれしく思った。
(鈴木)
【10月31日】
 今年度の事業の一つである「『ふれあい型』グループホーム推進に向けて」(運営の手引き)改訂版が完成した。当初の予定もあって、内部では「ブルー表紙」という通称で作業を進めていたが、前々回に使用した表紙の色との混同を避ける意味で、「クリーム色」の表紙に落ち着いた。
 この案内書に関して、「ふれあい型」グループホーム推進委員の諸氏をはじめ関係各位・諸団体から多大なご支援・ご協力をいただいたことを感謝し、かつ、より以上に多くの方々にご利用いただけるよう期待している。
(山村)
 
市民ベンチャーで地域活性化
各地の事例から
渉外
 
【10月7〜9・17日】
 経済産業省・市民ベンチャー事業13団体のうち4団体を三菱総合研究所と現地訪問した。「長崎遊学塾」は中高年男性が企画した滞在型観光学習で地域の活性化を。
 岐阜県多治見市の、「Mama's Cafe」は、30歳前後の母親が子どもを他に預けて働くのではなく、子どもと一緒に働ける場を起業する。
 札幌NPO「ボラナビ倶楽部」は、若手女性の企画で地場企業の製品をインターネットショッピングモールで販売し、購入金額のN%を登録した市民団体に寄付する。
 群馬県太田市「よろずや余之助」は、中高年男性が空き店舗を利用し、中高齢者の生きがい自立を支援するよろず相談教育喫茶の場づくり。構想力、企画力、実践力に各自特徴があり、良いモデルになるよう支援している。
(和久井)
 
住友生命社会福祉事業団を訪問
財務グループ
 
【10月15日】
 大阪市。住友生命社会福祉事業団の常務理事安藤嘉茂氏を訪問。今年度も上半期が経過。住友生命社会福祉事業団による助成のお陰で、厳しい経済環境にもかかわらずボランティア組織づくりや、地域助け合い普及など、当財団の主要な事業が順調に展開できている。支援に対するお礼と事業の状況報告。同席された住友生命健康財団の理事長佐野一昭氏ともども、地域通貨推進その他具体的な事業内容についても深い関心と理解を示されたのには感謝。
(丹・貝)
【10月30日】
 昨年来法人会員の顔ぶれに新しい変化が出ている。それは各地のNPO団体が続々入会してくださることで、既に20数団体に達している。NPO法ができて4年近く、介護保険もスタートして2年半、団体の運営や財政面で何がしかの余裕も出て、「さわやか」の支援かたがた情報面でより深い接触を求めておられることと思い、『さぁ、言おう』を中心に私どもが提供できる情報に若干の自負と多大な責任を感じている。
(高野)
 
「都民税(均等割)免除決定通知書」届く
財団運営グループ
 
【10月25日】
 4月26日付にて港都税事務所へ提出していた「都民税(均等割)免除申請書」に対し、「事業の現況にかんがみ、これを免除する」として右記決定通知書が届いた。
(平山)
 
「全国ボランティアネットワーク情報」サイトがオープンしました!
 
 このたび、「全国ボランティアネットワーク情報」と名付けたインターネットによる相談ページを開設しました。「支援を求めたい人」「活動に参加してみたい人」「団体設立を考えている人」など、ふれあいボランティア活動等についてのちょっとした質問に、経験豊かな全国のさわやかインストラクターの皆さんがボランティアでサポートしてくれる無償情報サイトです。ぜひ多くの皆様にご活用いただき、全国に温かいふれあいの輪が広がっていくことを願っています。(お問い合わせは広報・企画グループまで)→財団HP(http://www.sawayakazaidan.or.jp)内から入れます。
事務所だより
●定例会議で財務G等の厳しい見通しに全員頭が痛い日々。そんな中で、馴染みの中華料理屋に「さわやか募金箱」を交渉の末置いてもらうことに。募金箱を届けるだけでは申し訳ないと、食事を兼ねて5や五重にご縁があるようにと55円を入れつつ・・・。さて、結果は? ●可愛らしい研修生の受け入れで賑やかだったり、危ない大人の会話(独自にご想像を)や、ケンかとも誤解されそうな議論も。 ●だけど、楽しくボランティアもしているのは皆一緒。
(な)







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION