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情報誌「さぁ、言おう」 2003年1月号

 事業名 高齢者のためのボランティア普及啓発活動
 団体名 さわやか福祉財団 注目度注目度5


2002年度「さわやか福祉財団」交流総会のお知らせ
2003年2月19日(水)
大手町サンケイプラザ(東京)
 
 2002年度の「さわやか福祉財団交流総会」を以下の通り開催いたします。
 交流総会はさわやかパートナーをはじめ日頃より当財団の活動にご支援をお寄せいただいている皆様に、情報公開の一環として、私どもの活動内容や運営概況などを直接ご報告する場として毎年開催しています。また、当日は理事長堀田力以下財団スタッフー同が出席し、参加者の皆様方と交流させていただく懇親の場も設けております。
 遠方の皆様や日中ご多忙の皆様にはご不都合も多いかと存じますが、ぜひ多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
 
●日時:2003年2月19日(水) 午後1時〜午後5時30分
●場所:東京・大手町サンケイプラザ
●概要:
第1部「さわやか総会」
午後1時〜午後3時40分
2003年度事業計画、2002年度事業経過のご報告など
第2部「さわやか交流会」
午後4時〜午後5時30分
懇親交流(軽食ビュッフェ方式)
なお、会場内で、「地域通貨体験ゲーム」他、皆様に参加していただけるイベントも実施する予定です。
●参加費:
第1部は無料です
第2部は運営協力金として2000円をご支援ください
 
<お申し込み方法>
●お申し込みはおはがきで
 さわやかパートナー等の皆様には、昨年末にお申し込みはがきをご郵送していますので、そちらに必要事項をご記入のうえ、ご返送ください。あるいはさわやかパートナーだがまだ申し込みはがきが届いていないという方は、恐れ入りますが、下記担当までお電話でお問い合わせください。
●当日は参加証をご持参ください
 2月10日頃までに順次参加証を発送します。当日はそちらを受付までお持ちください。
 参加費も当日受付で頂戴致します。
●お申し込み締め切り
 2003年1月20日までにお申し込みください。会場の都合上、万一定員を超えました場合はやむを得ずお断りせざるを得ない場合もありますので、お早めにお申し込みください。
 
*お問い合わせは、さわやか福祉財団・財団運営グループまでお願いいたします(TEL:03−5470−7751)。
 
 
新春特別対談
日本社会への提言
真の「ゆとり」教育が目指すもの
 「総合的な学習の時間が昨年4月、小中学校で一斉にスタートした。画一的な知識偏重教育を脱皮し、子どもたちの個性に合った特色ある教育活動を進めようという改革の目玉である。だが一方で、この「ゆとり教育」自体を否定する声も根強い。新たな時代を生きる子どもたちはどんな能力が必要なのか、これからの教育が真に目指すべきものは何なのか? 教育界の第一人者として知られる石川会長と教育課程審議会の委員として「ゆとり教育」を強力に推し進めた堀田理事長が、新春特別対談としてそれぞれの立場から提言する。
 
さわやか福祉財団会長
(慶應義塾大学名誉教授) 石川 忠雄
 
さわやか福祉財団理事長
堀田 力
個性の尊重と画一主義からの脱皮
堀田 ゆとり教育については、いろいろな意見があります。子どもの人間性を深めるにはいいという意見の一方で、学力低下を招く、現に相当学力が低下している、という問題提起もあります。率直なところいかがお考えですか?
石川 正直に言って、よくわからない部分があります。学力低下への影響については、実は僕も若干心配を持っています。基本だけ教えるといっても、ではどこまでを基本とするのか。これから諸外国の子どもたちと日本が競合していくときに、授業内容の3割削減がどんな意味を持つのか、本当に意図した結果に向かっていけるのだろうかと、そこがちょっと心配なんです。
堀田 私は、子どもたちの平均的な学力の比較はもうあまり必要ないと思うのです。今度の教育制度を改革する際の教育課程審議会でも、義務教育として教えるべき最低限の基礎とは社会生活をきちんと営める程度のものでいい、とにかく釣り銭をごまかされなければ十分だと、もっとも極端な意見を主張したんですが(笑)。
石川 (笑)。ただ難しいのは、必要最小限といっても人によって違えば、時代によって変わるものもありますからね。たとえば、これからの時代はコンピュータが扱えないとだめですし、そうした違いをどう見極めていくのか。それと、学問をやるときには、専門以外のこともある程度できていないと主たる学問が生きないわけです。僕は中国が専門ですが、経済学も政治学も必ず関連してきます。何を勉強すればいいのか、どこまでやればそのための基礎ができるのかというと、実はわからない。だからその土台のためには、ある程度のレベル、拘束は必要だろうと思うのです。
堀田 それはおっしゃる通りですね。そこで私が一番心配するのは、その教えられ方なんです。どんな基礎的な知識も生かされないと意味がありません。でも、今のようにただバラバラに覚え込まされた知識が果たしてどのくらい役立つのだろうかと。自分の経験でいえば、まあ、ほとんどだめですね。必要な時に自分は何を学べばいいのか、それさえわかるようになればいい。そのためにも、得意な分野、好きな分野が自分で見つけられて、自分のぺースで学べる仕組みが不可欠ではないかと、そう実感します。
石川 それはまったくその通りですね。僕がなぜ心配しているかというと、これまで文部省が打ち出した教育改革というのは、なかなか良い成果として出てきませんね。文部省が何か新しいことを始めると、学校に過大に伝わってしまうのですよ。そのために、当初の予測を超えた先の結果まで生じさせてしまうということが起こる。従来のように画一的にやろうというのでは、同じように失敗しはしまいかという不安がある訳です。
堀田 そもそも画一的に指導要領を定めること自体が、教育として適切ではないですからね。子どもの個性や能力、意欲も、それぞれに違うのですから。
石川 そうそう。追いつけ追い越せの時代は確かに意味はあったけれども、今はもっと学校ごとに特色を持っていい時代なんです。でも実態はまったく違いますから。
堀田 今の文部科学省の役人も、まだまだ多数派は、学力が落ちたと聞くと、さあ大変と管理に走ってしまう。使命感に燃えているんですね。ところがそういう人たちは非常に心が狭い。ある審議会で、日本の小学教育の話をしていた時に、日本の教育は誰のためにあるのか、国内で増加する諸外国の子どもたちへの教育をどう考えているのかと質問したんです。そうしたら、日本の教育は日本人のためにある、日本の学校は日本人を教えるためにある、と答えました。こんな人間が日本の教育制度を考えたら大変なことになるぞと痛感しました。何とか文部科学省も変わってほしい。まだ少数ですが大変すばらしい方々も出てきておられますから。
石川 文部科学省も学校も、もっと独創性を身につけないとだめです。受け手である学校側の問題をいえば、従うことに慣れてしまって、何でも指示を受けないとやれない体質に染まってしまっています。僕がやった時代もそうですが、何か新しい方針を打ち出すと、すぐにこれはどうするんですかと必ず役所に聞いてくるのです。答えるのは、当然役人です。ですから委員会でいろいろ議諭をしても、結局は役人が自分で思うところを実践していくということになります。これでは独創的な特色ある教育は無理なんですね。







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