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NEWS Column
ふれあい・助け合い活動 剰余金課税について
見直しを求めて千葉地裁に提訴
 
 『さぁ、言おう』2002年7月号特集でも報じましたが、有償ボランティア団体が行う「助け合い活動」に生じた剰余金に対する課税については、ボランティア活動推進の見地から、その活動を消滅させるものとして、さわやか福祉財団では昨年来、税務当局他関係各所に強くその取り消しを訴え続けてきました。
 しかしながら、有償ボランティア団体の代表格の一つともいえるNPO法人流山ユー・アイ ネットによる更正請求、及びそれに続く国税不服審判所への審査請求を受けても、具体的な進展に至らないため、このほど、法手続に則り、流山ユー・アイ ネットが原告となって松戸税務署長を被告として千葉地裁に提訴し、その共同記者会見が8月8日(木)午前10時30分から行われました。マスコミ等も関心を持ち始めており、当日夕方には早速NHKニュースが取り上げた他、新聞各紙でも報道されています。
 
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当日の様子を伝える新聞各紙
 
 さわやか福祉財団は直接の当事者ではありませんが、この問題に関しては今後のふれあいボランティア活動の普及促進に甚大な影響があるため、これからも全面的に支援していきます。
 詳細については、財団HPのニュースでもご紹介していますので、どうぞご覧ください。
 







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