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みんなの広場
演技力が介護のカギ?
片山 千香子さん 50歳 京都府
 
 『さぁ、言おう』でおなじみの杉山孝博先生の講演を聞く機会がありました。テーマは「ぼけの受け止め方・支え方」。私が勤めるデイサービスセンターでも痴呆のお年寄りが増えてきました。お話では痴呆の介護者には演技力が必要との事。学生時代、演劇部に籍を置いていた私は、大変意を強くしました。
 
相手の思いを生かす名演技をご披露ください。
介護相談員制度について
益子 智弘さん 42歳 埼玉県
 
 さわやか座談会と官民の人事交流特集記事をおもしろく読みました。取り上げてほしいテーマは介護保険の矛盾点です。介護保険の申請の仕方がわからない方がかなりおられるようです。また特記事項等への記入を調査員の方に書いてもらうよう、その研修などきちっと行われているのかなと思います(たとえば食事が一人でできても通常10分で終わるのを1時間ほどかかる例など)。
 それらを介護相談員の方が言えるようになれれば良いのですが。
 
みんなで言いましょう!
妻任せから“脱出”しよう
臼井 邦輔さん 64歳 神奈川県
 
 4月号・浦安の「われら地域市民」は興味深く読ませていただきました。我が町にも同じようなボランティア団体ができたら即入会したいと思いました。そうしたニーズはどこの地域にも共通しているように思います。当財団の会員になって丸1年、リタイアも目前に迫っていますが、コラムで紹介されているように、自治会は妻任せでなく、自分が出席することから地域との交流を始めていけば入りやすいのではないかと思いました。そうした意識転換が大切だと思いました。
 
妻任せでなく、妻と共に!
体験談を興味深く読む
洲崎 一雄さん 46歳 神奈川県
 
 新シリーズの「ふれあい助け合い」さわやかインストラクターのメッセージに大変感銘を受けました。先輩の体験談が何よりも活動の歓びを語っています。もっともっと枠を広げてください。
 1年ぶりに横浜茶話やか会に参加してきました。元気になりました。
 
体験を共有しましょう。
参加しませんか?
横浜茶話やか会から
鈴木 八重子さん 神奈川県
 
 心の傷、支え、休息、訴え等。精神神経科に通院している方々は、通院するだけで、つらい事だと考えております。家族、地域理解のもと、住居、施設、病院等のバリアフリーがあると同様に、心身の居所を探し疲れた人々のサインや涙をキャッチできたら、誤解や差別、無視等もなくなり、本当の社会的環境のバリアフリーと言えるのではないでしょうか。共感してくださる読者の医療従事者のご参加をお待ちしております。
〒241−0825
横浜市旭区中希望が丘148の1 A102
鈴木 八重子
 
(編集部から) 茶話やか会は、皆様が近隣地域のお仲間を募って独自に開催される地域勉強会です。会のお申し出をいただいた方には、会合時に『さぁ、言おう』を無償でお分けすることも可能です。詳しくはさわやか福祉財団広報・企画グループまでお申し出ください。
 
 
『ナルホド』 ことば・言葉・WORD
e(イー)ラーニング
 家庭レベルにまで、パソコンと高速回線の急速な普及が進み、今やインターットは双方向性が売り。一方的に情報を取るだけでなく、利用者が自分の様々な情報を送り出すことも当たり前になってきた。
 そんな一つの昨今の流行りが、このeラーニング。これは、インターネットを利用し、ホームページ上の各種電子講座を学ぶこと。子どもの家庭教師から、英会話やあるいは生涯学習などの各種講座まで幅広い。最近では、その習熟度を居ながらにして同じくネット上で評価してもらう「オンライン検定試験」も増えてきている。「e」という頭文字と単語の組み合わせがあちこちに出てきているが、この「e」は「電子ネットワークを利用した・・・」と読み替えればだいたいその言葉の意味が推察できるだろう。
 そのうち、パソコン上で様々な支援をするパソコンボランティアが、「eボランティア」なんて呼ばれる日もそう遠くないかも!?
スタイペンド
 英語ではstipendと綴る。もともとは、牧師に支払う教会のお金のこと。
 牧師の仕事は「労働」でにないからサラリー(給与)という訳にはいかない。それでスタイペンド(謝礼、志)と言った。この言葉がボランティアプログラムでも使われ、労働の対価ではない少額の謝礼金の意味で、法律の中でも用いられている。
 本号特集(P6〜)でもレポートしているが、日本でもこれからは市民が社会の公益を大きく担う時代。新しい、そして柔軟な働き方や多様な社会参加の方法を支える仕組みとして、こうしたスタイペンドの概念を日本でも取り入れていこうというのがさわやか福祉財団の提言です。
パブリック・インタレスト
 本号ではいわば「市民公益」がキーワードだが、パブリック・インタレストとはすなわち「公共の利益」。まちづくりや企業のあり方などについて、この用語を目にする機会が増えているが、アメリカでは消費者・市民運動などでよく使われてきた。広く一般の人々の利益を考えようというもので、個人や企業も私的優位を考えず、要は世のため人のために考え行動しましようというもの。
 他人にいうは易し行うは・・・? というところだが、まずは自らの行動から見つめてみよう。







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