みんなの広場
研修会情報がほしい
佐生 光子さん 51歳 埼玉県
毎月、興味深く読んでいます。その中に出てくるいろいろな研修ですが、いつ、どこで、どのような研修をしているのかがわかりません。結果報告だけでなく、もっと研修について知らせてください。私個人としては、リーダー研修会のようなものに出たいです。
(編集部から)さわやか福祉財団が主催する研修会やイベント情報などは、開催が決まった段階でできる限り本誌誌面でも担当者からご紹介してきましたが、ご指摘のとおりおわかりづらい面もあったかと思います。早速、本号から開催情報として定期コーナーの誌面をつくりました。多くの皆様のご参加をお待ちしています。ご意見ありがとうございました。
気になる若者の引きこもり
山ぼうしさん 65歳 長野県
今、若者で家に引きこもって一歩も外に出ない人が増えているように思います。家族にしても、体の故障は人に話せても心の故障は話せない状況のようです。ネットワークのようなものができて、家族同士話せたら気が楽になるのではと思います。
あちこちでNPOが立ち上がっています。あなたも始めては?
都会高齢者の孤独が問題
中丸 陽子さん 千葉県
介護予防の見地から沖縄と福岡の託老所の話は大変興味深いものでした。収支予算などわかればなお良いかと思いました。特に都会の老人の孤独をどう癒すことができるか、これからの大きな問題です。都会の高齢者に生き生きしてもらうのがこれからの課題ですね。
都会の高齢者自身も挑戦しましょう。
高齢者の居場所づくりを
木村 昭吾さん 71歳 茨城県
自治会長として高齢者福祉に取り組みました。さまざまな行事を行いましたが、高齢者の多くは集まって話がしたいということでした。3月号「こんな一人暮らしもいいもんだ」の記事を読み、こんな場所が欲しいと思いました。「外出先があってよかった。みんな集まれる場所があってよかった」とありますが、高齢者の実感だと思います。
ささやかでも、話のできる場所を見つけることがこれからの課題と思っています。
甲府地検で事務局長をしてくれた木村昭吾さん、頑張ってますね。
紙芝居で学校訪問
宮崎 あいさん 88歳 長野県
3月号で紹介されていた四賀アイ・アイへは、3年前に見学に行き、施設長の大池さんから直接お話も聞いて来ました。話は別ですが、ボランティアとして、及ばずながら「山ノ内の民話」を生かそうと数年前から紙芝居作りを、4人の仲間と始めて、要望に応えて、老人クラブや小学校等を訪れています。子ども会の松田れい子さんと私は88歳となりました。
子どもたちの反応が若さをくれるでしょう。
ODA
昔、試験勉強で、ODAイコール「政府開発援助」と意味も深く考えず丸暗記した覚えがある。ODAには2国間援助と、国際機関への出資・拠出の2種類があり、2国間援助にはさらに無償資金(技術)協力と、返済を求める政府貸し付けがある。
「日本は世界一の拠出国」と言われてきたが、これは総額での話。GNP(国民総生産)対比では、日本はベストテン圏内といったところ。さらに、2002年度予算は、昨年度から10・3%マイナスの9106億円(約68億ドル)と大幅減額で、トップの座も今は昔の話。
一方、従来あまりODAに熱心でなかったアメリカが、06年から援助額をこれまでの約100億から150億ドルに増額すると発表し、EU加盟国もGNP対比の増額を発表したのが、3月に行われたモントレイ国連経済開発会議だ。ブッシュ大統領ら主要国首脳が参加した重要な会議だったようだが、日本は外相クラスも出席せず、後になって慌てたとか・・・。
同様にマスコミの扱いが小さかったが、3月に外務省が出した「第2次ODA改革懇談会」の最終報告では、「ODA総合戦略会議」の設置が提言された。会議には国民各層の代表も出席して、プロジェクトの優先度などを議論していくことが盛り込まれている。
庶民にはどこか不透明なお金の流れが気になる昨今だが、日本が世界に貢献できる重要な手法の一つ。ぜひ有効に使われるよう関心を持っていこう。
サポーター・フーリガン
サポーターとは、直訳すれば、サポートする人つまり支援する人の意味だが、日本でプロサッカーが始まってから、急速に親しみのある言葉になってきた。
贔屓のチームを応援するファンを指す言葉として定着し、一方、サッカーや他のスポーツ試合の応援だけでなく、「ライフサポーター」あるいは「緑のふるさとサポーター」、さらには「不登校サポーター」など多彩で、ボランティアとして活躍するものも多い。
一方、フーリガンは、サッカーの暴徒化したサポーターを指した言葉。
「ごろつき」を意味する英語で、19世紀のイギリスで、酒を飲んでは狼籍を働く一家フーリハンが由来とも。どこの国もフーリガン対策には頭を悩ませているが、6月は、まさにサッカーのW杯真っ最中。日本代表の成績もさることながら、せっかくの大会が無事成功に終わるよう、願いたいものだ。
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