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さわやか福祉財団活動報告
 
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 いよいよ新年度のスタートです。さわやか福祉財団の事業に多くの皆様から共鳴、関心をいただき、それと併せて、もっと活動内容を知りたいという声を多くいただいています。
 そこで2002年度から、情報誌『さぁ、言おう』での活動報告頁を刷新しました。従来、年4回、ほぼ季刊でお届けしていた『さわやか活動報告ニュース&にゅーす』付録を廃止し、よりタイムリーに財団の活動内容をお伝えしていけるよう、本誌内の誌面を拡大しました。各事業等についてのご質問はどうぞお気軽に個々の担当者までお寄せください。
 
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2002年度(平成14年度)予算が決定しました
予算総額 3億8571万円
 
 去る3月19日(火)、東京・霞が関の法曹会館で、第22回理事会・評議員会が行われました。今回の議題の一番のポイントは、2002年度の予算です。
 まず、堀田力理事長から総括説明、竹下知道事務局長から予算数字の概略の説明が行われ、引き続いて、各事業責任者からそれぞれの事業計画と関連予算を役員の皆様にお諮りし、当初計画どおりご承認いただきました。
 今年度は、重点事業項目として特に次の4つを掲げています。
■時間通貨推進事業
■勤労者マルチライフ支援事業
■学校協力勝手連
■ふれあい型グループホーム
 不況が続き、各種補助金・助成金も減額されるものがあるなど、必要な事業ニーズに対して相変わらず資金繰りは厳しいのが実情ですが、皆様からお寄せいただいた貴重な活動資金をもとに、効果的に事業を遂行しながら、今年度も財団の理念である「新しいふれあい社会づくり」に向けて強力かつ着実に歩を進めていきたいと考えています。
 今年度もどうぞ引き続きましてご支援をよろしくお願い申し上げます。
 
2002年度事業計画・予算概要
総額 3億8571万8506円
事業費総額 2億6473万4000円
一般管理費   5129万8000円
 
主な事業(数字は万円未満切り捨て)
組織づくり支援事業 1億0209万円
 2005年戦略プロジェクトの3つの特別プロジェクトを含む、各地での地域助け合い団体設立・運営支援に向けた研修会開催、インストラクター各種研修会他
地域助け合い普及事業 1820万円
 時間通貨を基軸とする近隣助け合いの普及促進
コンピュータシステム開発事業 330万円
 活動支援ソフト「さわやかさん」の運営、財団内IT推進など
社会参加システム推進事業 1921万円
 勤労者マルチライフ支援事業を中心とした勤労者・退職者への社会参加推進、学校協力勝手連を軸とした教育事業、高齢者とのふれあい活動としてサッカーさわやか広場ほか
ふれあい社会づくり事業 7050万円
 介護相談員派遣等事業、市民・連合ボランティアネットワーク事業他
グループホーム推進事業 1532万円
 ふれあい型グループホームの推進強化に向けたネットワークづくり、案内書の作成・配付、啓発のための映画上映など
広報・企画事業 3610万円
 情報誌『さぁ、言おう』の発行を軸に、新しいふれあい社会づくりの時流啓発、参加促進など
 
*なお、2002年度(平成14年度)事業計画及び収支予算書は、下記財団ホームページで全容をご紹介する予定です。
http://www.sawayakazaidan.or.jp→「財団の概要」内
 
さわやか福祉財団交流総会がにぎやかに開催されました
2002年2月25日(月) 於・東京大手町サンケイプラザ
 
 春を思わせる暖かい陽気の中、2001年度さわやか福祉財団交流総会が開催されました。今回は昨秋迎えた財団創立10周年の意も含めた総会であり、会場となった東京の大手町サンケイプラザには、全国から総勢276名の方々にご参集いただきました。
 
壇上ではテーマ別に3グループに分かれてトーク。創立当時の思いを振り返る堀田理事長(左から2人め)
 
お忙しい中、多くの皆様にご参加いただきありがとうございました
 
 まず午後1時から始まった第1部「さわやか総会」では、全体説明として理事長堀田力が「人員増加はしないが、必要な事業は目白押しなので、さらに個々のパワーアップを図りながら積極的に事業を推進していきたい」と説明。引き続き具体的な予算概況について財団運営グループリーダーの平山熊三郎から説明を行った後は、従来とちょっと趣向を変えて、各事業担当者が壇上で座談会形式でトークを披露。これまでの10年を振り返りつつ、今後に向けての課題や思いなどを語り合いました。
 また、これまでご支援いただいた皆様への感謝の思いを込めて行った10周年記念セレモニーでは、まず毎年多額のご支援金をお寄せくださっているJリーグの事務局長佐々木一樹さん、そして人材の提供という形で任意団体設立当時から継続的に社員を出向派遣してくださった東京海上火災保険株式会社から相談役河野俊二さんに、皆様の代表として花束を贈呈させていただきました。
 さらに、会場から2名の方をその場で抽選して、壇上にお呼びし、同じく皆様の代表として花束をプレゼント。ここでちょっとしたハプニング!? 壇に上がっていただいた吉田由己さん・市川笑子さんに、花束とともに堀田理事長から思わぬホッペにキスのプレゼントがあり、会場内は大盛り上がり。さらに続いて、三洋電機さんからの電動アシスト自転車1台プレゼントでは、場内多数の希望者がじゃんけん勝ち抜きを行い、見事(株)サントリーの松原恵三さんが手に入れるなど、従来の総会とは趣の異なった賑やかな会となりました。
 休憩を挟んで引き続き行った第2部の交流パーティーでは、冒頭、駆け付けてくれたJリーグの川淵三郎チェアマンから「Jリーグを応援してくださることがさわやか福祉財団を応援することになります」とうれしい乾杯のコメントをいただき、その後も、川淵チェアマンは、1枚“200円プラスアルファ”で行ったインスタント写真募金に積極的にご協力くださり、堀田理事長とともにあちこちで引っ張りだこ。思わぬツーショット写真&サインに皆さん満面の笑みを浮かべていました。
 さわやか福祉財団交流総会は、情報公開の一環として財団の事業及び運営状況をご支援者の皆様にご説明する場として、また、皆様と財団職員、及び皆様相互のご交流の場として毎年開催するものです。次回も多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。
 
 当日、第2部会場で行ったインスタント写真募金に多くの方にご協力をいただき、総額14万9921円となりました。貴重な活動資金として活用させていただきます。
 ご支援ありがとうございました。
 
 
(上)被写体として“ツーショット写真募金”に積極的に貢献してくださった川淵チェアマン、ありがとうございました・・・。(下)第2部中締めはNPO法人ニッポン・アクティブライフ・クラブ理事長の高畑敬一さんによるエール。この後飛び入りで三遊亭竜楽さんによる即席落語で場内大爆笑!
コンピューターシステム開発グループ
さわやかさんニュースレターをご存じですか?
 
 「さわやかさんIII」の一層の普及と活用という願いを込めて、『「さわやかさんIII」ニュースレター』を昨年12月より毎月発行していますが、各団体から反響があり心強く感じています。
 その中のひとつ、埼玉県のハートフルみやしろさんからは、「私たちと同じようにこのソフトを利用され、ご活躍しておられている方々がいることを知り励みになりました」とうれしい言葉を寄せられました。
 同ニュースレターをご希望の方はお気軽にコンピューターシステム開発グループまでお申し出ください。皆様のご支援をお願いいたします。
(内田)







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