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普及図書 「ムダマハギ?津軽海峡沿岸のムダマハギ型漁船をつくる」

 事業名 ムダマハギ型漁船建造技術の記録保存および公開
 団体名 みちのく北方漁船博物館財団 注目度注目度5


ムダマハギをつくる
ムダマの製作
ムダマのスミツケ
 船の要所部分を測り、シナイ(角材)をまわして曲線を出します。スミサシで印をつけて、ノコギリで切ります。(現在は電動ノコも使用します。)
 
 
ムダマの内側を掘る(1)
 ムダマの内側の掘りこみ部分をスミツケし、まずマサカリで荒く削ります。
 
 
ムダマの寸法
 
木取り法
 1本の原木から、左右2枚のムダマ材を取ります。ムダマの木取り法として最も一般的なもので、背中合わせに取ることから「セナカアワセ」と呼ばれます。ムダマの厚さは4寸で、トダテの位置で5寸3分にします。現在は製材所で製材します。
※寸法は、寸尺で測ります。1尺は約30.3cmです。
 
 
 造船所に運び、板の芯が下を向くように平行に並べて固定します。
 今回製作した船は、ムダマの長さ16尺3寸、幅2尺9寸です。ドウナカ(ムダマの全長の中間)を最大幅の2尺9寸とし、トダテの付け根はその6割、ミヨシの付け根は3寸3分とします。
 
 
 オモテノカナバン(以下A)は、中心線の寸法で6尺5寸の位置、トモノカナバン(以下B)は4尺6寸の位置です。幅は、まずドウナカより1寸5分狭くした幅を基準値として、各船によって調整します。
 今回のイソブネの場合、AがBより1寸5分広くなるように、Bを基準値より7分5厘狭くし、Aを基準値より7分5厘広くします。
 
 
シナイをかける
 ミヨシの付け根とAの中間点を外側に2寸2分広げます。これをハリをもたせると言います。
 同じくトダテの付け根とBまでは5分のハリをもたせます。
 これら7箇所の位置を基準にして、シナイをまわします。
 
 
ムダマの内側を掘る(2)
 マサカリで荒く削り落とした後、さらにチョウナで削ります。
 
 
ムダマの寸法
 
内側(掘る部分)
 オモテノバンは1尺5寸、トモノバンは1尺6寸、縁は1寸3分とします。掘る深さは2寸5分、底の厚さを1寸5分とし、横断面でムダマの中心部が6分から7分高くなるように掘ります。船の横揺れを抑える工夫です。
 
オイアゲ
 トダテから3尺(ドウナカの幅と同じくらい)の位置から、ムダマの底を上げていきます。これをオイアゲといい、トダテの位置で3寸5分高くします。
 
ムダマの内側を掘る(3)
 ムダマの中央部分をノコギリで切り落とします。
 以前は全てをマサカリやチョウナで削っていましたが、現在は、中央部分をノコギリで切り落とします。これは材を有効に使い、作業を効率よく行う為です。
 
 
ムダマ内側を掘る
 
(拡大画面:43KB)







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更新日: 2022年9月24日

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