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平成14年度(2002年)研究報告

 事業名 医学医療に関する研究助成
 団体名 笹川保健財団  


第1回緩和ケアチーム打合わせ議事録
日時 平成14年10月3日(木)17:30〜18:35
場所 C棟4階会議室
出席者 大石院長、落合(臨腫)、谷藤(麻酔)、忽滑谷(精神)
  大竹(麻酔)、柳澤・一戸・佐々木(看護)、丸尾(ソーシャルワーカー)
  宮崎・星野(病管・記録)
欠席者 兼平(放治)、相羽(臨腫)
 
1. 議事
1)大石院長より、緩和ケアチーム設置に関する主旨説明があった。
 悪性腫瘍患者又は後天性免疫不全症侯群患者の身体症状及び精神症状の緩和を提供する「緩和ケア診療」の必要性が高まっているため、附属病院内に緩和ケアチームを設置する。本打合わせ会の貴任者(リーダー)として落合診療部長を任命し、緩和ケアチームの発足と診療体制の整備等を検討する。
 
2)落合リーダーより、緩和ケアに関する診療報酬上(施設基準等)の算定用件、当院の現状とこれまでの経過について説明があった。
 
3)本会を進めるにあたり緩和ケアチーム発足に必要な検討課題について出席者の意見を募った。
(1)チーム発足時期
・いつまでにチームを発足させるか
(2)チームの構成員
・診療報酬上の算定用件以外(悪性腫瘍等の専門医・専門看護師、および精神科医以外)に必要なメンバー
 コーディネーター(専門医)、ぺインコントロール専門医、薬剤師など
・経験豊富な専従のコーディネーター(専門医)が将来的に必要とされる。
(3)診療体制
・各診療科からチームヘの申込方法(手続)
・実施計画書、請求伝票類、専用カルテ等の作成・運用方法
・病棟ラウンド方法(専用病床・病棟は当面持たない)
・対象患者の範囲(悪性腫瘍患者と後天性免疫不全症候群の患者だけで良いか)
(4)緩和医療の定義
・終末期医療と緩和医療との区別
・緩和ケアとは何か(CareとCure)
・院内のコンセンサス(院内での啓蒙活動)
(5)各診療科との関係(院内の位置づけ)
(6)チーム運営内規の作成
(7)その他
 
以上
次回開催日 平成14年10月31日(木)17:00〜 C棟4階会議室
 
第2回緩和ケアチーム打合わせ議事録
日時 平成14年10月31日(木)17:30〜18:30
場所 C棟4階会議室
出席者 落合(臨腫)、谷藤(麻酔)、兼平(放治)、忽滑谷(精神)
  大竹(麻酔)、柳澤・一戸(看護)、丸尾(ソーシャルワーカー)
  宮崎・星野(病管・記録)
欠席者 相羽(臨腫)、佐々木(看護)
 
1. 前回議箏録の確認
 訂正事項なし
 尚、今後は会議開催前に各メンバーにメール配信にて確認頂くこととした。
2. 議事
1)東京社会保険事務局に確認した施設基準上のチーム体制等について資料を基に報告があった。
(1)緩和ケアに係わる専従チームは、他の施設基準(チーム等)に所属していないこと。
(2)チームに専従の医師、看護師が1名づつ必要。
(3)専従医師・看護師はチームに常勤。(外来、病棟、他施設基準(チーム等)との兼務は不可)
(4)専任医師は外来、病棟等との兼務は50%可。
 
2)チーム発足時期について
 大学人事等を考慮し、チーム発足に関する答申書を可及的速やかに作成することとした。
 
3)診療体制について
 看護部にて作成された「緩和ケアチーム活動システム(案)」を基に検討を行った。
(1)対象患者は、悪性腫瘍患者と後天性挽疫不全症侯群患者とする。
(2)受付窓口、記録・資料等の保管が必要となるため、外来等へのブース設置を要望する。
(3)実施計画書は入院治療計画書等と同様に医事請求伝票等を伴せた複写式とする。
(4)チームの診察内容は主科のカルテに記載し、専用カルテは持たないこととする。
(5)ケアチームは診療科からの依頼により病棟等に出向き、患者診察、コンサルテーション、カンファレンスヘの参加等による継続的なサポート体制(立揚)とする。
(6)チームメンバーをペインクリニック、呼吸器内科、耳鼻咽喉科、放射線治療部、薬剤部に依頼する。
 
4)緩和医療の定義
 チームが担当する緩和医療は終末期医療ではなく、対象疾患の身体的、精神的症状緩和により、退院、外来管理が可能となるものである。
 
以上
次回開催日 平成14年11月21日(木)17:00〜 C棟4階会議室
 
第3回緩和ケアチーム打合わせ議事録
日時 平成14年11月21日(木)17:00〜18:30
場所 C棟4階会議室
出席者 落合(臨腫)、相羽(臨腫)、忽滑谷(精神)
  大竹(麻酔)、柳澤・一戸(看護)、丸尾(ソーシャルワーカー)
  宮崎・星野(病管・記録)
欠席者 谷藤(麻酔)、兼平(放治)、住々木(看護)
 
1. 前回議事録の確認
訂正事項
 4)緩和医療の定義「チームが担当する緩和医療は〜」に関して、再検討することとした。
 
2. 議事
1)緩和ケアチーム活動システム(案)について検討を行った。
(1)患者、教職員等が理解しやすいケアチームの役割について、中長期的な目標を含めた明文(スローガン、テーマ等)を本打合せ会メンバーより募ることとした。
(2)ケアチームヘの依頼、治療・ケア等は主治医主導とする。
(3)ケアチーム内の各担当者と主治医、病棟看護師等の役割を明文化する。
(4)ケアチームのメンバーに栄養士を加える。
(5)週一回のチームカンファレンスによりケアの方向性を確認し、主治医、病棟看護師にフィードバックとケア状況を確認する。(フォローアップ)
(6)対象患者の退院、外来管理を目標とするため、主治医、病棟看護師、ケアチームによる退院前カンファレンスを必ず行う。
 
2)緩和ケア実施計画書(案)について検討を行った。
(1)ケアチーム控、医事請求伝票等を兼ねた複写式とするが、複写枚数が多い場合に印字が薄くなるため、必要最低限の枚数とする。
(2)本計画書は保険請求算定上の定形書式であるが、身体症状・精神症状の記入欄の重症度(スケール)は、現在一般的な統計資料としても利用可能なスケールに変更可能か東京都社会保険事務局に確認することとした。
(3)計画書は主治医とケアチームによる二者記載の方向となるため、効率的に作成できるよう、様式を検討することとした。
3)「緩和ケア登録について(案)」「緩和ケアカルテ(案)」が配布され、精神科・忽滑谷委員より説明があった。
(1)他病院(癌センター)に運用されている案内書等を参考に当院向けに作成
(2)「緩和ケア登録について」は患者、家族、担当医への案内書と質問用紙で構成。
 本打合せ会メンバーにて内容を確認し、意見等を募ることとした。
 
4)早期検討課題
 下記項目を早期検討課題として、各メンバーより意見、改定案等を12月12日までに病院管理課まで提出(メール)頂くこととした。
(1)緩和ケアチームの役割を明文化する(スローガン、テーマ)・・・(各メンバー)
(2)フローチャート「緩和ケアチーム活動システム(案)」の見直し・・・(相羽医師、一戸看護師)
(3)緩和ケア実施計画書中の身体症状・精神症状の重症度(スケール)の見直し・・・(相羽医師、忽滑谷医師)
(4)ケアチーム依頼票(兼科伝票)へのケア実施計画書の添付について・・・(各メンバー)
(5)「緩和ケア登録について・緩和ケアカルテ」(案)に対する意見・・・(各メンバー)
 
以上
次回開催日 平成14年12月19日(木)17:00〜 C棟4階会議室
 
第4回緩和ケアチーム打合わせ議事録
日時 平成14年12月19日(木)17:00〜18:15
場所 C棟4階会議室
出席者 落合(臨腫)、相羽(臨腫)、忽滑谷(精神)、兼平(放治)
  大竹(麻酔)、柳澤・一戸(看護)、西谷(ソーシャルワーカー・代理)
  宮崎・星野(病管・記録)
欠席者 谷藤(麻酔)、佐々木(看護)
 
1. 前回議事録の確認
 訂正事項なし
 
2. 議事
1)緩和ケアチームの役割・目標等の明文化について
 兼平委員(放治)より提出された「当院における緩和ケアチームの基本理念と行動目標(案)」について検討した結果、落合リーダーより若干の修正を加えた上で了承することとした。
 
2)「緩和ケア活動フローチャート」について
 一戸委員(看護)より、ケアチームの活動フローチャート(案)について病棟主治医・担当看護師等の役割を含めて説明があり、概ね了承された。
 
3)緩和ケア実施計画書中の重症度について
 相羽委員(臨腫)、忽滑谷委員(精神)より、身休症状、精神症状の評価基準に関する資料が配布され、説明があった。
(1)NCI-CTC(米国国立ガン研究所)のスケールは、悪性腫瘍患者(化学療法患者)の重症度評価に一般的に利用されている。定形書式の項目(症状名)と表現上の差はあるが、網羅されている。
(2)精神症状の重症度評価は、症状ごとに検査法が複数あり、また検査項目が多岐にわたるため専門医でも判定が灘しい。
 検討した結果、身体症状の評価はNCI-CTCを採用し、精神症状については当院独自の簡易判定法を精神科にて作成いただく方向とするが、定形書式の内容変更となるため東京都社会保険事務局に確認することとした。
 
4)落合リーダーより、これまでの打合せ会の検討結果を踏まえて院長に答中を行う旨の発言があり、下記の通りとした。
(1)院内に緩和ケアに係わる専従チームを設置する。
(2)施設基準上に規定されているチーム専従の医師・看護師を病院(大学)より人選いただく。
(3)チームの主メンバーは、専従医師、専従看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーとする。症状により関連診療科(呼吸器内科、耳鼻咽喉科、ペインクリニック、放射線治療部等)のコンサルトも必要となるため、各科より専任医師を人選しチームに協力いただく。
(4)チームの受付窓口、記録、資料等の保管が必要となるため、外来等へのブース設置を要望する。
(5)緩和ケア実施計画書は医事請求伝票等を併せた複写式とする。
(6)チームの診察内容は主科のカルテに記載し、専用カルテは持たないこととする。
(7)チームは主治医からの依頼により活動を開始する。
 
以上







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