ルーアン(フランス)
かつてノルマンディ公国の首都として栄えたルーアンは、ローマ時代からセーヌ川を利用した水運の拠点として発展してきました。現在はフランス第3の商業港として、経済的にも重要な位置を占めています。
ルーアンは1431年にジャンヌ・ダルクが火刑に処せられた場所で、多くの文化的建造物も多い町です。
アントワープ(ベルギー)
スケルデ川を5時間ほどさかのぼった所にあるベルギーで一番大きな港で、ヨーロッパの中でも使いやすさに優れている事で知られています。ベルギーは北と南で言語が分かれ、オランダ語圏のアントワープは当地ではアントウェルペン、フランス語圏ではアンヴェールと呼ばれています。
アニメでも有名な「フランダースの犬」の舞台になった場所で、ネロ少年がひと目みたいと憧れたルーベンスの「キリストの降架」は、ノート・ルダム大聖堂に飾られていて、多くの日本人が訪れています。
コペンハーゲン(デンマーク)
ヨーロッパ大陸の北端に位置するユラン半島とシェラン島、フュン島など大小500近い島からなる「おとぎの国」デンマークの首都、コペンハーゲン。デンマーク最大の島、シュラン島北東部に位置し、国の人口の25%が住む、北欧最大の都市です。コペンハーゲンとは、デンマーク語で“商人の港”を意味しています。
福祉先進国としても有名で、緑が多く、宮殿や美術館、博物館、公園も多数点在し“北欧のパリ”とも呼ばれています。
ベルゲン(ノルウェー)
ノルウェー第2の都市にして、最大の港町ベルゲンは、1970年にオーラフ・ヒッテ王によって築かれた町です。7つの山に囲まれた湾に面するベルゲンは、フィヨルドのへの入り口に位置し、坂が多く、細長い町なっています。町の名前は“山の牧場”を意味します。12〜13世紀にはノルウェーの首都として、19世紀までは北欧最大の町として栄え、現在はノルウェー最大の商業都市・船舶工業都市としてゆるぎない地位を築いています。
ストックホルム(スウェーデン)
1252年に摂政ビリエール・ヤールスが築いたことに起源する、スウェーデンの首都ストックホルム。メーラレン湖とバルト海が接する所に位置するストックホルムは、無数の島と湖に囲まれ、“北欧のヴェニス”とも呼ばれています。名前の由来は、STOCK=木材、HOLM=島を意味しています。昔、島(今のガムラスタン)全体が砦であった時代、水際に無数に打ち込まれてあった防御用の杭や、島に上流から絶えず漂着するたくさんの流木に因んだのが、名前の由来のようです。
フロム(ノルウェー)
世界規模を誇るソグネフィヨルドから枝分かれした内陸部のアウランフィヨルドに面した小さな村、フロム。フロムとは古代ノルウェー語で“険しい山の間の小さな平地”という意味があり、その名のとおり、険しい谷間に民家が点在しています。
グドバンケン/フロム
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