横浜(日本)
安政6年(1859)、日米修好通商条約によって開港した横浜港は、日本で最も早く文明開化が始まり、舶来文化発祥の地となりました。以後、貿易立国日本の物流の拠点として、また日本最大の貿易港として発展を続けてきました。現在は、本牧・大黒・南本牧ふ頭に合わせて23のコンテナターミナルを備える日本の代表的な港となっています。
マーレ(モルディブ)
インドの南西、赤道直下の群島の国モルディブ諸島は、アトールと言われる26の大サンゴ環礁と1195の小さな島でできています。サンゴ礁に縁取られた島々は、環状に白いネックレスのように浮んでいます。広大なリーフの面積を持ちながら、面積のほとんどが海で、陸の総面積は淡路島の約半分しかありません。
海の透明度は数十メートルに達し、ダイビング・スポットとし有名です。
アレキサンドリア(エジプト)
アレキサンドリアはカイロに次ぐ大都市で、「地中海の真珠」として称えられ、エジプト最大の港町で国際的なリゾート地として有名です。紀元前331年にアレキサンダー大王の王国の首都として築かれたこの町は、地中海貿易の中心地として栄えました。古代の歴史を秘めた都市ですが、19世紀以降は商業・海運業の中心地で、ビルが建ちならび、砂漠都市とは考えられないほど近代都市になっています。
ピレウス(ギリシャ)
ピレウスは、1834年にアテネが首都になってから海の玄関口として作られた近代的な港です。古くから商業貿易の中継港として栄え、現在はエーゲ海クルーズのゲートウェイとして様々な商船が出入港する港として、重要な役割を果たしています。
サントリーニ島(ギリシャ)
エーゲ海のほぼ中央に浮ぶ島、サントリーニ。紀元前1500年頃、この島に火山の大爆発があり、島の半分が吹き飛ばされたといいます。この島の断崖絶壁の上にある白壁は、まるで雪のように見ええる印象的な景観の街並みです。また、その白壁の建物は、海の色とあいまって微妙なコントラストを作り、「エーゲ海の三日月」と呼ばれています。
ナポリ(イタリア)
リオデジャネイロ、シドニーと共に、世界三大美港のひとつに挙げられる港町ナポリ。17世紀にローマで活躍した建築家フォンターナの設計した町と言われています。ナポリは人口約120万人の南イタリア最大の都市で、古代ギリシャ、ローマスタイルの芸術、建築物、文化にあふれた町です。特に「青の洞窟」は有名で、「ナポリを見て死ね」と言われるほど美しい町です。
リスボン(ポルトガル)
テージョ川の岸辺に広がる、ヨーロッパの西の玄関口、リスボン。ヨーロッパ最西端に位置するポルトガルの首都で、ポルトガルで一番大きい貿易港です。15世紀初めに海に出たポルトガル人は、インド、南米、アジア、中国そして日本への航路を発見し、大航海時代の主人公となりました。日本とは、15世紀のザビエル来日、鉄砲伝来など古くから深い係わりがあります。
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