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I. 名称 企画展「鯨の世界をのぞく」
II. 開催趣旨 下関に於いてのIWCの開催や鯨類のストランディング(座礁)などで、鯨が注目を集めていますが、鯨の進化や生態については余り知られていません。「なぜ、鯨は水中で生活できるのか」「水族館で見ることのできるイルカとクジラの違いは何のか」といった数々の疑問を解き明かす糸口をパネルで展示紹介しました。 また、日本人が鯨を利用してきた歴史を、捕鯨の方法や、アメリカ式捕鯨船“チャールズ・W・モーガン”の模型、勇魚文庫より借用した数々の工芸品や鯨モチーフの置物などと合わせて展示し、東京水産大学で保存展示されている、捕鯨実習に使われた国内建造最古の鋼製帆船“雲鷹丸”をパネルで紹介しました。
III. 開催場所 船の科学館3階マリタイムサルーン
IV. 開催期間 平成14年9月28日(土)〜10月14日(月)
V. 開催期間中の
  入館者数(本館)
11,451名
VI. 主催 船の科学館
VII. 協力 勇魚文庫 社団法人楽水会 財団法人日本鯨類研究所
VIII. 展示
   以下のテーマに沿ったパネル展示と実物展示を行いました。
   (別添の、作成したパネルと展示した実物品の写真とリストを参照。)
 
1.展示パネル
(1) 鯨の生態などについて
  「鯨はどうして水中で生活できるのか」、「鯨の種類について」、「鯨とイルカはどこが違うのか」といった、知っているようで知らない鯨のついての基本的なことをパネル展示しました。(青いパネル)
(2) 捕鯨の歴史と鯨の利用について
  「捕鯨の歴史」、「捕獲した鯨の利用」などについて、捕鯨からその捕った鯨の幅広い利用についてをパネル展示しました。(赤いパネル)
(3) 鯨に関わった船について
  航路をはさんだ向かい側の、東京水産大学に展示保存されている、“雲鷹丸”で行われた捕鯨実習についてを航海やその他の漁業実習、船の歴史など共にパネル展示しました。(緑のパネル)また、セミクジラの骨格標本を展示している水産資料館を紹介しました。
 
2. 実物展示
 別添借用物品リストにある、鯨のひげや工芸品、関連のおもちゃや絵などを勇魚文庫より借用し展示しました。
 
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