共催事業
「お台場エコパーク」
船の科学館では、自然学習・環境学習事業の一環として、参加者が主体的に参加し、楽しく環境について学べるプログラムはNPO法人国際理解教育情報センターとの共催事業として、「環境わごん」「食の探検隊」で構成する「お台場エコパーク」を開催しました。
開催日時: |
平成14年4月〜平成15年3月 |
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*各第4日曜日 |
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13時30分〜16時00分 |
「環境わごん」
内容
「環境わごん」は、海や山から持ってきた自然の素材を環境教育の素材として、街にいながらにして、海や山と出会い、自然の素晴らしさや環境保全の大切さについて自ら学び、発見できる自然体験学習(環境教育)プログラムとして実施しました。
〜プログラム〜
●森の夢工房
小枝やドングリの木工クラフト
●与作だヘイヘイホー
丸太切り体験
●石はともだち
ストーンペインティング体験
●漂流者
流木クラフト体験
「食の探検隊」
内容
「食の探検隊」は、世界の国々の食文化プログラムを通して、地球規模で考えることの大切さを訴えました。
〜プログラム〜
●大韓民国
チヂミづくり体験
本格キムチづくり体験
●タイ王国
タイラーメンづくり体験
●スリランカ民主社会主義共和国
スリランカカレーパックづくり体験
●フィリピン共和国
マンゴージャムづくり体験
●カンボジア王国
ココナッツデザートづくり体験
●インドネシア共和国
サティづくり体験
セミナー
「船の科学館 海・船セミナー2002」(日本財団助成事業)
船の科学館では、毎年、海や船にちなんだ様々なテーマでセミナー(講演会)を開催しておりますが、平成14年度は前半の第一テーマを「SOS! 危機に瀕する日本商船隊」。後半の第二テーマを「鯨の世界をのぞく」と題し各3回のセミナーを開催しました。
「SOS! 危機に瀕する日本商船隊」
開催趣旨
海に囲まれ資源に乏しく、海運に依存しなければ成り立たない我が国であるにもかかわらず、海運が衰退し日本人船員も少なくなり、船員養成の学校も統廃合され、船員になりたいという学生も少なくなってしまった。この壊滅寸前ともいわれる現在の日本海運について検証し、この現状に警鐘を鳴らすことを目的として本セミナーを開催しました。
開催日・演題・講師・参加者数
第1回 平成14年6月15日(土)
「日本海運の現状と将来の展望」
日本海洋調査会 代表 土井全 二郎氏
参加者数:58名
第2回 平成14年6月22日(土)
「変わり行く日本海運の姿」
〜永遠のテーマ、商船の安全航行〜
(社)日本船長協会 顧問 菊地 剛氏
参加者数:52名
第3回 平成14年9月15日(日)
「船員教育から見る日本海運」
東京商船大学 教授 矢吹 英雄氏
参加者数:42名
「鯨の世界をのぞく」
開催趣旨
日本人と鯨の付き合いは大変古く、食文化や工芸品などと、様々な生活の場に生かされてきました。しかし、私達はこの鯨という生き物をはたしてどれくらい知っているのでしょうか?
鯨問題を考えるにあたっても、まずは「鯨と鯨の世界のことを良く知ろう!」そんな思いで「船の科学館 海・船セミナー 2002」の後半は、このテーマを取り上げました。
開催日・演題・講師・参加者数
第4回平成14年9月29日(日)
「鯨のことをもっと知ってみませんか」
(財)日本魚類研究所 調査部長 西脇 茂利氏
参加者数:75名
第5回平成14年10月13日(日)
「日本人と鯨のかかわり」
長崎県生月町博物館 学芸員 中園 成生氏
参加者数:54名
第6回平成14年11月17日(日)
「いま鯨の世界で起きていること」
(財)日本鯨類研究所 採取調査室長 石川 創氏
参加者数:51名
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