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(2)展開イメージ
 椎葉産蜂蜜の特産品化を図るためアドバイザー組織を発足させ、椎葉産蜂蜜の特産品化を推進する。
 
●プロジェクトチーム「プロジェクトH(Honey)」の発足
・椎葉産の地蜜の特産品化のための村外の専門家などのアドバイザーで組織するプロジェクトチームを発足させる。
・プロジェクトチームの構成は、商品デザイナー、広告プランナー、蜂蜜専門家、フードコーディネーターなどで構成する。
 
●商品属性の改革による椎葉産蜂蜜の再生
・商品の品質・希少性については、一定の水準を確保しているため、商品の属性(価格、容量、名称、包装、商品タイプ等)について徹底的な見直しを志向する。
・市場に応じた商品タイプを開発し、生産・販売を行う。例えば、村内販売用は、携行しやすい小瓶詰めタイプ、首都圏などでの販売は本村のイメージを伝えるため、椎葉産木材を活用したパッケージ化の商品づくりを、ギフト用は希少性を強調した高級感ある商品づくりなどが考えられる。
 
図表6−61 改革の方向
属性 改善の方向
価格 ・6.5〜8円/g
容量 ・50g、125g、250g、その他
名称 ・椎葉らしさをイメージできる名称(森のイメージ等)
・都市の消費者に訴求性のある名称(洋名等の採用)
包装 ・瓶の形状、包装等については、高級感、上品感等がある仕様・椎葉の木材等を利用した椎葉らしさの確保
商品タイプ ・村内販売用(50g瓶、量り売り)
・都市圏販売・通信販売用(125g瓶、木箱箱入り)
・ギフト用(クリスマス、中元・歳暮贈答、250g瓶、高級包装)
 
図表6−62 商品化の例(既存の商品から)
村内販売タイプ
首都圏販売タイプ
ギフト用タイプ
資料:
商品写真については、「ラベイユ」ホームページより
 
図表6−63 アドバイザー組織を活用した特産化の考え方のフロー
(拡大画面:79KB)
 
  







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