5 大野城市の運行事例
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コミュニティバスの計画・整備のイメージ
(1)コミュニティバスの都市交通における位置づけ
都市交通におけるコミュニティバスの位置づけは、以下の通りである。
(1)コミュニティトランスポートとしての位置づけ
コミュニティトランスポートの位置づけ
*1 |
STS的なタクシーも含む |
*2 |
ディマンドバスは営利目的の路線バスの代替交通手段として、又非営利目的のコミュニティバス・福祉バスの代替交通手段として考えることができる |
(2)サービス特性からみた位置づけ
コミュニティバス、ディマンドバスはサービス特性からみた場合、タクシーと路線バスの中間に位置する交通手段である。
各交通システムのサービス特性
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コミュニティーバスの目的別タイプ分類
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高齢者・障害者から見た公共交通の分類
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(参考)
下記表の中の主な用語についての説明を記載する。
●サービスルート
スウェーデンにおいて行われている高齢者・障害者向けの路線バスサービスで、福祉サービスとしての送迎サービスと公共交通機関としての路線バスサービスの中間的なサービスである。
●ステーションリンクバス
ロンドンで行われているターミナル駅を相互に結ぶシャトルバスサービス。元来はこれらを結ぶ地下鉄を利用しにくい高齢者や障害者向けのサービスであったが、その利便性やサービスのよさから一般客にもよく利用されている。ユニバーサルデザイン思想のバスサービスの典型である。
●ダイヤル・ア・ライド
利用者が家庭電話、無線電話を用いて予約し、ミニバスを運行するシステムであり、コンピューターを使う本格的な管制センターをもつものもある。多くがボランタリー団体により運行されている。自治体による割引バスや補助もある。利用資格は通常の交通機関が利用できない高齢者・身障者であることが一般的であるが、その審査は緩い場合もある。身体障害以外でモビリティにハンディを持つ人や健常者にも利用を認めるケースもある。
●アンビュランスサービス
交通事故等の緊急時の救急車の役割と高齢者の福祉・保健・医療サービス等の送迎の2つのサービスを行うサービスのこと。
●ハンディ・キャブ
ハンディ・キャブとは、身体の不自由な方々の外出の手助けをする自動車の愛称で、利用される方を車椅子ごと乗せできる電動や手動のリフトが付いています。また、主にボランティアにより運営されている。
●STサービス
主に高齢者や移動障害者の便宜を図る公共交通サービスのことで、車椅子でも楽に乗降できる、低床の小型バスなどが使用される。定時定路線型・誰でも利用可能な路線バス型サービスは、福祉型コミュニティーバスとも呼べる。
STサービスにはドア・ツー・ドア(自宅玄関から利用施設出入口まで)サービスのタクシーハイヤー型もある。
●パラトランジット
マストランジット(公共交通)と自動車の中間に位置する交通機関の総称で、既存の公共交通機関を利用することが困難な重度障害者等に対し、自宅から目的地への送迎を行う補助的輸送サービスのこと。
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