第2章 心身をきたえ ふれあいを強め 健康をまもるまち
1 げんき百歳・生涯健康のまち
(1)現状と課題
少子高齢化の進展やめまぐるしく変動しつつある社会経済の動きなどを背景に、それぞれの世代が自らの人生を有意義に、また、日々健康に過ごすための取組が、今日とくに求められております。健康で生きがいのある人生を送ることが住民の切実な願いとなっています。
(2)施策の基本的考え方
住民一人ひとりが充実した生活を過ごすことができるように、地域社会、保健、医療、福祉、保険の連携及び「第2期ながさかげんき百歳ふれあいプラン」をもとに、生涯にわたる健康づくりを推進していきます。
(3)施策の体系
(4)施策の方向
ア 生涯にわたる健康づくりの推進
(ア)保健事業の推進
住民一人ひとりの健康情報を適切に管理し、健康づくりに役立てる「健康手帳」の有効活用と検診・健康相談、健康教育の充実により生活習慣病の予防に取り組んでいきます。
(イ)健康づくり運動の推進
住民の健康意識の高まりを背景に、住民の一人ひとりが充実した人生を送ることができるように、心の健康と体の健康づくり運動を展開していきます。
イ 地域医療の充実
(ア)公立山梨甲陽病院の機能強化
住民の健康を守っていくために、峡北地域の中核的医療機関である公立山梨甲陽病院の機能強化に取り組みます。なかでも、子どもと高齢者医療対策の充実及び保健、福祉との連携・協力強化を図ります。
ウ 保険事業の推進
(ア)国民健康保険・老人保健事業の適正な運営
高齢化の進展に伴い、国民健康保険の加入者と老人保健事業の対象者が増加しつつあります。このため、これら事業の適正な運営によりいっそう努めます。
(イ)介護保険事業の適正な運営
サービス利用者と提供者が契約による対等な関係に立ち、利用者の選択にもとづいた適切なサービスが総合的、効率的に提供され、安心して日常生活が送れるよう介護保険事業を推進します。
|