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財団事業
 当財団は時代の二一ズに呼応して、ハンセン病制圧事業をはじめ、多岐にわたる保健・医療の国際的協力の問題に取り組んできました。
 
笹川記念保健協力財団の事業:
* ハンセン病対策(制圧活動/患者・回復者の社会的・経済的自立の支援)
* 寄生虫症対策
* チェルノブイリ医療協力(2001年度完了)
* ブルーリ潰瘍対策
* HIV/エイズ対策
* 日中医学奨学金制度
* WHO笹川健康賞
 
 2005年までに各国の罹患率が1万人に1人以下になったとしよう。
 確かにそれ自体はすばらしいことだが、ハンセン病の長い歴史の中では1つの通過点に過ぎない。フェイズ・ワンの終りであり、フェイズ・ツーの始まりなのだ。次なる段階は、全世界での患者・元患者の人権の復権をめざすことである。
 
WHO ハンセン病制圧特別大使 笹川 陽平
 
世界保健総会(ジュネーブ)







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