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一時保育
 一時保育についても、いろいろのケースを体験しながら、地域のニーズに応えてまいりました。本当に困りはてて(親の看病や、夫の入院等)、保育園に相談に来られた時の対応と対処が大切なんだなあと思います。当市では、一時保育が必要な子どもがいる場合、私の保育園に連絡が入ります。極力受け入れができるように、職員の配置等の体制を作っております。どの施設でも同じだと思いますが、一時保育は大変な面が多々あります。役所からの一報で、園長は、その児童を受け入れる体制を主任と共に確認いたします。たいていの場合、緊急ですので素早い判断が必要になってきます。当園では、その子を一般保育室に配属しますが、保育士(フリー)はその子にかかりきることが多いようです。低年齢児が多いのが一時保育の特徴です。保育士は、一時保育の子どもたちの情緒の安定を図るために、肌のぬくもりを大切にしております。当市の人口(2万6千人)規模ですと、一時保育のニーズはそう多くはありませんが、皆無ということはありません。市の福祉事務所との連絡を密にして、今後もこのような体制でいくことと思います。








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