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「すぱーく」の周辺状況について
 
問28 市町村民の方々に「すぱーく」を利用していただくにあたり、どのように周知・広報活動をなさっていますか。
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周知・広報活動
 「クチコミ」と回答する「すぱーく」が圧倒的に多いが、回答はいくつでもできることとしているので、他の広告媒体を活用せずにクチコミに頼っているとは一概に言えない。また、半数は「市町村便り」も活用している。
 パンフレットについても半数近くが活用している。
 
問29 「すぱーく」の立地条件についてお知らせください。
 
問29−(1) 利用者が「すぱーく」を来訪する際の交通手段として、一番多いと思われるものは何でしょうか。
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交通手段
 ほとんどの「すぱーく」で、来訪の際の交通手段は「車・バス」が多いと答えている。
 「自転車」と回答した「すぱーく」は1割に届かず、「徒歩」と回答した「すぱーく」は利用日数20日以上の2ヶ所のみである。
 
問29−(2) 「すぱーく」は利用者にとって交通の利便性が良い場所にあると思いますか。
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利便性
 利便性については全体では「まあまあ良い」とする回答が多かったが、利用日数が10日未満の「すぱーく」では、「あまり良くない」という回答の割合が多い。
 
問29−(3) 「すぱーく」の周辺には、他の公共施設はありますか。
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周辺施設
 「周辺施設なし」と回答した「すぱーく」は5ヶ所のみであり、ほとんどの「すぱーく」の周辺に何らかの施設があることが伺える。
 一番多いのは「スポーツ施設」で、約半数の「すぱーく」に隣接している。その他「公民館・文化会館」「健康保険施設」「役場」と続く。
 
問29−(4) 「すぱーく」と他の施設が近くにあることで、何か良い効果が生まれていたらお知らせください。
 
<代替利用>
◆雨天で屋外施設が使用できない場合に「すぱーく」で対応できるため便利
◆屋外施設利用時の雨天や雷等の避難所として「すぱーく」を利用できる
<複合利用>
◆屋外スポーツイベントをする場合の荷物置場にできる
◆複数の施設を同時に無駄なく有効利用できる
◆大規模な大会や、多種目同時の大会の開催が可能
<すぱーくの利便性が向上>
◆利用の途中や終了後に周辺施設(入浴施設、食堂等)で休憩、交流できる
◆食堂がある(仕出しができる)ので一日中利用可能
◆学校、病院が近いのでバス等交通の便が良い
◆宿泊可能なので町外からも利用しやすく、地元チームとの交流が活発になっている
<周知広報に関して>
◆周辺施設の利用者に対し「すぱーく」の知名度がアップしている
◆「すぱーく」利用者に、周辺施設があることを知ってもらえる
<管理に関して>
◆管理が一体的にでき、事業の幅も広がる。
◆周辺施設に「すぱーく」の鍵の管理をしてもらえる
<周辺施設の利用者との交流>
◆高齢者が活動している状況を見ることが出来る
◆子どもから大人まで幅広い年齢層で利用できる
◆利用者間のコミュニケーションがとれる
◆人の流れができる
 
周辺施設との相乗効果
 周辺施設が「すぱーく」に、また「すぱーく」が周辺施設に、様々な良い効果をもたらしていることが推察できる。
 特に「すぱーく」の利用者にとっては、周辺に入浴施設や食堂等の副次的施設があると、より利用しやすくなるようである。
 
問30 あなたの市・町・村では、B&G(ブルーシー・アンド・グリーンランド財団)海洋センターと共同して行っている事業はありますか。
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事業例 
◆水泳教室 
◆カヌー教室 
◆プール、海洋スポーツ 
◆海洋クラブ 
◆町内ゲートボール大会 
◆ナイター練習 
◆ソフトバレー大会 
◆フィットネス教室 
◆国際チャレンジデー※ 
◆池や河川の清掃
 
B&G海洋センターとの共同事業
 「すぱーく」のある自治体では、その約3割にB&G海洋センターがあり、さらにその中のおよそ3割で、何らかの共同事業が実施されていることがうかがえる。
 問の設定が不明瞭であったため、具体的な事業例については、必ずしも「すぱーく」で行なわれているものばかりではないが、今後の「すぱーく」の有効活用の参考にして頂きたい。
 
※チャレンジデーとは、毎年一定の日時に人口規模がほぼ同じ市町村区間で午前0時から午後9時までの間に、15分間以上継続してスポーツや運動を行った「住民参加率」を競い合うカナダ生まれのスポーツイベントです。詳しくは(財)笹川スポーツ財団までお問い合わせ下さい。(TEL 03-3580-5854)








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