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スポーツに関する人材について
 
問24 「すぱーく」を利用するにあたって、ゲートボールに限らずスポーツ関係のコーチをしてくれるような指導者的な人はいらっしゃいますか。
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問24−(1) そのコーチの中に指導に必要な資格を有する方はいらっしゃいますか。ただし、審判員の資格は除いてお答えください。
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スポーツ指導者
 およそ半数の「すぱーく」でゲートボールに限らず、スポーツ関係のコーチをしてくれるような指導的な人がいると回答しており、そのうちの有資格者は、把握されているだけでも7割を超えている。
 
問25 あなたの市・町・村では、何らかの資格を有するスポーツ指導者の所在を把握することはできますか。
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問25−(1) どのような形で指導者の所在を確認できますか。
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指導者の把握
 何らかの資格を有するスポーツ指導者の所在については約8割の「すぱーく」で把握できるという回答があり、そのうちの約7割が確認先を体育協会としている。これは、文部科学大臣認定「スポーツ指導者の知識・技能審査事業」の多くを財団法人日本体育協会が行っていることに起因するものと思われる。
 
問26 スポーツ指導者に関する要望があればお知らせください。
◆子どもから高齢者までそれぞれの立場や能力に応じて指導して欲しい
◆研修等を実施する場合の諸準備、研修進行の補助の人材
◆町内のスポーツを盛んにする為にもっともっとスポーツ指導者を増やしたい
◆グラウンドホッケーの指導者がホッケースクールを開催しており、地域スポーツの普及に貢献している.これからも継続して欲しい
◆20〜50歳代の指導者においては、仕事との関連で指導することが困難.今後は指導できる環境づくりが大切
◆指導者の養成補助事業
◆技術向上のための指導者は不要であるが、主な利用者である高齢者同士の円滑なコミュニケーションを図れるコーディネータが必要
◆地域の老人クラブの中で資格のある人が指導されている
◆指導者の質の向上と増員
◆指導者が活動できる環境づくり
◆熱意をもった指導者
◆中学生などに専門的な基礎知識から指導してくださるスポーツ指導者の充実
◆行政に届け出ることにされればありがたい
 
指導者に関する要望
 指導者に関する要望としては、「人員増員」だけでなく、「指導者の役割」「指導内容」「指導環境」に関することも挙げられている。
 但し、この問に対しては、他の設問に比べると回答数が少なく、管理者のスポーツ指導者に対する意識や関心があまり高くないことを示唆している。
 
問27 もっとスポーツを盛んにするための工夫や改善点等、お気づきのことがあればお知らせください。
 
【指導者】
◆指導者が現場に気軽に出られる環境整備が必要
◆スポーツ指導者不足 
◆様々なスポーツのリーダーを養成する必要がある
【設備、ハード面】
◆照明を2倍にし、全面人工芝を敷き、ネットを張り巡らせ、多目的に利用している
◆天井がもっと高ければバドミントン、バレーボール等幅広く多目的に利用できる
◆他の球技スポーツを行いたいが、真中の支柱が邪魔になり出来ない
◆送迎の確保
◆設備不足.拠点となる体育館、プール、トレーニングジム等や、屋外ナイター施設があると呼びかけやすい
◆雪国では屋根付きの多目的施設がもっと欲しい
【ソフト面】
<普及に関して>
◆スポーツに対して夢と希望を持てるようなイベントを展開させ、市民相互のふれあいと親しみを深めることで努力していきたい
◆生涯スポーツをテーマとして地域ごとにスポーツイベントを行い、より多くの方に参加いただけるよう組織されているがマンネリ化の傾向があるため、新しい種目への取り組みが行われている
◆老若男女を問わず、誰でも手軽に参加できる運動を普及しスポーツ人口の拡大を図る
◆幼稚園児からスポーツに親しませる
◆大衆スポーツの形態がとれれば底辺の拡大が図れるが、競技スポーツになると参加者が限定され、普及していかない
◆ゲートボールヘの若年層の入会をすすめる
◆バドミントン等、他種目の導入
◆軽スポーツ教室の開催や軽スポーツ用品の貸出し
◆スポーツ振興法における総合型地域スポーツクラブ等の育成が必要
<施設の周知、広報に関して>
◆地元TVなどの利用 
◆多目的利用のため、広く周知、広報してみてはどうか
◆「老人のスポーツ=ゲートボール=ゲートボール場」という観念は良くない.幅広く多目的なスペースであることを強調すべき
◆町内だけでなく、広く参加を呼びかけ、県規模の大会を実施
【その他】
◆フィットネス機器を購入したが、その利用が難しい
◆利用が多い為、夜間利用を増やしたい
◆使用料を無料にすれば盛んに使用されるかもしれない
 
スポーツを盛んにする工夫
 大別すると、スポーツ全般に関するものと、「すぱーく」をより有効活用するためのものに分けられる。
 「すぱーく」に関しては、他種目・多目的の利用のための工夫、設備面の要望、また、「スポーツ全般」に関しては、誰もが楽しめる「生涯スポーツ」の普及を図るための指導者、施設、ソフト(イベントなど)面の工夫が挙げられている。








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