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(4)-1:分科会A 「恢復する家族 〜受容から再生へ〜」
《発題:神奈川LD協会理事 植木きよみ》
《進行:広島県立保健福祉大学 田端幸枝》
 
 ケアを担う家族について考える分科会。発題者の植木きよみさんは、LD(学習障害)の息子をもち、その障害を受け入れていくなかで、豊かなつながりを外へと向けて発信してきた。前年度は、障害を受容することの難しさと大変さを共有した分科会であったが、今回は、そうした個人的な内面の営みの奥に生まれる深い慰めが、やがて外へと向かい豊かな人のつながりを生みだす道すじに焦点をあてた。
 参加者からも、さまざまな経験や現状が報告され、分科会そのものが「ケアする人のケア」の実践そのものであるという一面も見られた。








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