1. 概要
1.1 目的
第20回International Conference on Offshore Mechanics and Arctic Engineering(OMAE-2001)に参加し、海洋石油資源に関する探査技術・掘削技術に関わる最新の動向調査及び情報を収集することを目的とした。
1.2 訪問先
OMAE-2001(ブラジル国リオ・デ・ジャネイロ州リオ・デ・ジャネイロ ホテル・インターコンチネンタル・リオ)
1.3 調査員
海洋科学技術センター 海洋技術研究部 研究副主幹 許 正憲
海洋科学技術センター 海洋技術研究部 研究員 百留忠洋
1.4 調査日程
今回の調査日程は以下の通りである。
表1 調査日程
  |
許 正憲 |
百留忠洋 |
平成13年6月2日(土) |
ヒューストン発 機中泊 |
成田発 機中泊 |
6月3日(日) |
リオデジャネイロ着 |
リオデジャネイロ着 |
参加登録確認 |
同左 |
6月4日(月) |
OMAE-2001参加 |
同左 |
6月5日(火) |
〃 |
〃 |
6月6日(水) |
〃 |
〃 |
6月7日(木) |
OMAE-2001参加 |
〃 |
リオデジャネイロ発 |
〃 |
6月8日(金) |
機内 機中泊 |
〃 |
6月9日(土) |
成田着 |
  |
1.5 調査結果の概要
International Conference on Offshore Mechanics and Arctic Engineering(OMAE-2001)は、世界中の海洋開発関係者が一同に集い、主に海洋石油資源に関する探査技術、掘削技術、生産技術、安全・環境保護管理等やメガフロート等による海洋空間利用及び安全・環境保護管理等に関わる技術・研究動向の情報交換のための論文発表を主として、毎年5月下旬から6月末までの期間で開催される国際会議である。また、同時に展示ブースも小スぺ−スではあるが併設されており、石油資源掘削技術の開発において必要な解析ソフトの展示や海洋環境調査用海中ビークルの紹介、海洋開発の研究が行われている大学の実験設備の紹介があった。
今回は12回目であり、OMAEでは初めての南半球での開催地となる、ブラジル国リオ・デ・ジャネイロ州リオ・デ・ジャネイロのホテル・インターコンチネンタル・リオで、平成13年6月3日(日)から6月8日(金)までの6日間開催された。この間、調査員は掘削技術についてのセッションを中心に聴講し、海洋開発に関する最新の技術情報の収集を行った。8日には石油掘削リグへのテクニカル・ツアーが予定されていたが調査員は時間の都合上残念ながら参加することができなかった。