2. 調査結果の詳細
会議は“toward 3000”をスローガンに様々な深海技術に関する研究発表が行われた。研究対象分野は、Offshore Technology, Safety and Reliability, Materials, Pipeline, Technology, Ocean Space Utilization, Polar and Arcticであり、各分野に対応する一般論文(査読審査有り)として306編の論文と特別講演4編がエントリーされ、その他にDeep Water Achievements, Optimal Development of Deepwater Marglnal Fields, Environmental Protection, Brazilian Oil and Gas Regulatory Framework以上4つのworkshopsが開かれた。エントリーされた論文の発表は、開催期間中において69セッション、10会場に分けて行われた。各論文発表は、発表時間15分、質疑応答時間5分で行われた。
セッションの中でも、Offshore Technologyにおいて、年々大水深化する海底油田の開発のための大深度掘削技術(Dynamic Positioning System、掘削、ライザー管の挙動解析、安全管理)に関する発表が数多くなされた。また、近年メガフロートによる海洋空間を有効利用する方法が模索されているためか、超大型浮体式海洋構造物に関する研究成果の発表も多くあった。
Opening Reception
プレゼンテーション風景
展示場には19の企業や関連団体が参加した。展示スペースはホテルの一画をなす程度の広さであった。展示規模を国別にみると、ブラジルが13ブース、アメリカが5ブース、イギリスが1ブースで出展していた。
展示の内容は、ブースのスペースの関係で、掘削船、掘削・生産リグ、パイプハンドリングシステム等大型海洋構造物や海底探査用 AUV のパネル展示、掘削船・掘削リグの洋上での挙動を解析するために必要な大深度実験水槽の模型、パイプライン等流体中における挙動をシミュレーションによるデモンストレーション等であった。学会の性質から掘削船・掘削リグやドリルパイプ等の流体中での運動を解析するためのソフトを紹介するブースが多く見受けられた。現在センターが建造している地球深部探査船の安全な操船に必要な情報を入手することが出来た。
出展者
Stand |
Company's name |
Stand |
Company's name |
01 |
Aker (USA)
HP:www.akerusa.com |
02 |
FINEP (Brazil) |
03 |
SHELL GLOBAL SOLUTION(Brzl) |
04 |
ANP (Brzl) |
05 |
DNV (Brzl)
HP:www.dnv.com |
06 |
PETROLEO BRASILEIRO S.A (Brzl) |
07 |
HALLIBURTON SERVICOS LTDA(Brzl) |
08 |
C&C TECHNOLOGIES, INC (USA)
HP:www.cctechnol.com |
09 |
SUPORTE CONSULTORIA(Brzl) |
10 |
REVISTA POWR (Brzl) |
11 |
MARINTEK Inc. (USA)
HP:marintek.sintef.no |
13 |
ASME INTERNATIONAL (Brzl)
HP:www.asme.org |
14 |
CORDOARIA SAO LEOPOLDO (Brzl) |
20 |
COPPE/UFRJ (Brzl) |
24 |
ADVANTICAL LTD (United Kingdom)
HP:www.advanticatech.com |
25/27 |
FUNDACAO COPPETEC-INCUBADORA (Brzl) |
26 |
PROJEMAR (Brzl) |
28 |
EXMAR (USA)
HP:www.Exmaroffshore.com |
(拡大画面: 45 KB)
会場の見取り図