[4]その他
全国死亡事故数/1662人(平成9年度)、バイク死亡事故の90%以上が、頭部・胸部・頚部の受傷である。
年々増加しているバイク免許取得者数に対し、交通事故件数はわずかながらも減少してきている。しかし、それでも全国で年間約8万人のライダーが事故に遭遇し、一部は死亡事故へとつながっている。シートベルトやエアバッグを装着した四輪車ならいざ知らず、生身のライダーであればその被害は甚大である。下のグラフ数値が示す通り、ヘルメット着用でも事故の衝撃は完全には防げず、またその衝撃を無防備ともいえる頚部や胸部に受ければどうすることもできないのが現実である。
[バイク事故損傷主部別死傷者数]
[全国二輪車事故件数・死亡者数]