4.調査結果
本研究目的であるネックガード試作に、類似する防護具の調査を進め、試作に生かすデータを得る。
1)オートバイ用衝撃緩和ジャケット(エッグバッカー)
オートバイ用による一般公道走行時の安全を図るための、膨張式のジャッケトで、使用目的が本研究に比較的類似しており、参考になる資料である。
[1]使用目的
バイク事故の際、特に死亡の原因とされる、「首、背中、腰、わき腹(内臓)」という最重要ポイントに絞って、衝撃を緩和する。「事故死」確率を少しでも減らすのが目的。
[2]仕様・写真
通常時
1、4、6:夜間走行用のレフレクタ
3:キーホール
2、5:小物入れポケット
1、3:夜間走行用のレフレクタ
2:通気性のよいメッシュ加工
緊急時作動後
[3]効果
衝撃時のダメージを吸収し、「死」に直結する部位をガードする。そしてライダーの生命を守る。コレが「エッグパーカ」のねらいであり、原点である。