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○駅当たり、営業キロ当たり利用人員
・ 路線長当たり及び駅数当たり利用人員は、近畿では大阪府が最も多く、地下鉄、JRが相対的に高い値となっている。
・ 関東における鉄道利用者は、近畿に対して、高い値となっている。
 
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注) 埼玉、千葉、神奈川県、東京都は比較のため
図 3-8-20 府県別事業社別単位鉄道利用人員 ((上) 1駅当り、(下) km当り)
資料: 地域交通年報
 
 
○定期比率と混雑率
・ 定期比率については、京阪神圏、首都圏ともに低下傾向がみられるが、相対的に京阪神圏において低くなっている。
・ 混雑率についても、両都市圏とも低下傾向にあるが、相対的に首都圏では低下の傾向が小さく、京阪神圏の低下傾向が強まっていることが伺える。
・ 定期率が相違する要因としては、圏域に占める定期比率の高いJRの輸送ウエイト及び運賃の安さなどが考えられる。
 
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図 3-8-21 定期比率と混雑率の推移
資料: 都市交通年報
 
 
○バス事業の比較
・ 走行キロと収入の関係をみると、関東ではほぼ同様の動きを示しているのに対し、近畿では乖離している。
・ キロ当りの輸送人員をみると、近畿は減少傾向にあり平成11年時点で、2.3人/km・車である。
 
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注) 対象地域は近畿: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県
        関東: 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
図 3-8-22 圏域別走行キロ、輸送人員、収入の推移
 
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図 3-8-23 走行キロ当たり輸送人員
資料: 近畿運輸局








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