○都心部への人口回帰
・ 大阪市では平成11年から増加がみられ、京都市、神戸市においては、平成12年にかけて、大幅な増加となっている。
注) 大阪市都心部: 北区・中央区・西区
京都市都心部: 上京区・中京区・下京区・東山区
神戸市都心部: 中央区・兵庫区
図 3-1-4 都心部における常住人口の推移
資料: S60〜H7、H12は国勢調査、H8〜11は推計人口
○将来人口
・ 人口構成をみると、平成17年頃から65歳人口の顕著な増加がみられる。
・ 近畿の将来人口は、平成19年頃を境に減少に転じると推計されており、20年後には昭和60年時と同等の水準となるものと予測されている。
図 3-1-5 近畿の将来人口推移
資料: S50〜H12は国勢調査、H17〜は国立社会保障・人口問題研究所(H9.5推計)
図 3-1-6 近畿の年齢別将来人口の推移(H12=100)
資料: 国勢調査、国立社会保障・人口問題研究所 (H9.5推計)
○常住人口の分布及び伸び
・ 平成12年時点の常住人口の分布をみると、大阪市及びその周辺に集積している他、京都市、神戸市の都市部において高い集積が見られる。また、これらの都市を結ぶ主要鉄道路線沿いも高い集積が見られる。
・ 昭和60年から平成12年までの常住人口の伸びをみると、住宅開発が進展した三田市周辺、神戸市西区周辺、関西文化学術研究都市周辺で高い伸びを示し、また、滋賀県南部、大阪府北部、南部等において、人口集積が進展した。
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図 3-1-7 常住人口の分布と伸び((上):分布、(下)伸び)
資料: 国勢調査