日本財団 図書館


3. 近畿圏における鉄道を中心とする交通の現状
3-1 交通を取り巻く社会・経済情勢
(1) 社会情勢 (常住人口、就業・従業人口)
a) 常住人口
・ 近畿の常住人口は、昭和60年頃までは急激な増加傾向にあった。しかし、その後は、緩やかな増加傾向に転じ伸び率は低下傾向にある。
・ 近畿の常住人口の対全国シェアは、昭和50年をピークに低下傾向にある。相対的に関東の対全国シェアは、着実に増加しており、人口の増加が鈍化している中で東京への集中が依然進行している。
 
z3001_02.jpg
図 3-1-1 近畿の人口推移
資料: 国勢調査
 
z3001_03.jpg
注) 関東…茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県
図 3-1-2 対全国シェアの推移
資料: 国勢調査
 
・ 地域別に常住人口の推移をみると、これまで滋賀県、奈良県、京都府下における大きい伸びがみられるが、伸び率は徐々に減少している。
・ 他府県市は、微増、もしくは横這いである。
 
(拡大画面: 164 KB)
z3002_01.jpg
*棒グラフ: 実数、折線グラフ: 対前回比
図 3-1-3 府県・指定市別常住人口の推移
資料:国勢調査
 








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION