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2-2 答申第10号時の社会・経済状況、将来展望
(1) 社会・経済状況
a) 夜間人口
・ 昭和40年頃から50年にかけ大幅な増加傾向を示したが、その後、増加率が低下した。
・ 大阪府域を中心とする圏域に、大部分の人口が分布した。
・ 圏域別の変化をみると、増加した圏域は、滋賀圏域及び奈良圏域であり、大阪圏域を中心とする人口の郊外化が顕れている。
・ 一方、大阪圏域については、昭和40年から平成2年までの間、3ポイントの減少となっている。
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図2-2-1 圏域別夜間人ロの推移
資料: 都市交通年報
 
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図2-2-2 圏域別夜間人ロ構成比の変化
資料:都市交通年報
 
 
b) 昼夜間人口比
・ 昭和35年から55年において、都市への人口集中等を背景として、大阪市における急激な増加がみられ、その後は、伸び率の低下となっている。
・ 京都市および神戸市については、昼間人口の増加が伺えるものの、昭和55年頃からほぼ横ばい状態が続いている。
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図2-2-3 三大都市の昼夜間人ロ比
資料: 大阪都市交通要覧
 
 
c) 産業別就業人口
・ 昭和35年から第一次産業就業者が減少を続けていた。
・ 相対的に、昭和45年頃から第三次産業就業者の割合が高まっていった。
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図2-2-4 産業別就業者数(割合)の推移
資料: 大都市圏要覧
 
 
d) 国民総生産(対前年増加率)
・ 答申第11、13号時の昭和45年頃では、15%程度の増加率となっていたが、平成元年における答申第10号時になると、7%と半減した。
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図2-2-5 国民総生産の推移
資料: 数字でみる自動車
 
 
e) 県民所得(1人当たり)
・ 県民所得は、昭和45年頃から急激な増加となっていった。
・ 昭和50年代後半から、首都圏と近畿圏の格差が広がっていった。
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図2-2-6 県民所得の推移
資料: 大都市圏要覧
 
 
f) 本社・本店の立地状況(対全国比)
・ 近畿の立地数は、昭和45年から昭和60年代まで減少傾向にあった。
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図2-2-7 本社・本店の立地状況の推移
費料: 国税庁統計年報書
 








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