4.調査研究の成果
今回の調査研究において当初の目標を達成できる兆しが見えた。
達成できた暁には内航船の近代化やスペース確保やコスト低減を成す事が出来るなど、さらなる拡張性が見えてきた。
本システムにおいて課題であった、流体工学的要素である管路抵抗による圧力損失、圧力変動による流量特性、環境変化による特性変化を含め、文献調査時には不透明であった内容や調査研究時に新たに発覚した問題点を発見し克服することが出来た。
又、機器構造か艤装が容易に行え、省スペース、メンテナンス性の良さなどから新造船だけではなく、改造時における追加搭載も十分に対応できると考えられる。
4.1 まとめ
今回の調査研究での初期構想を再検討したシステムでは、供給空気の管理と計測空気のコントロールが重要なファクターであり、これらが狂うことで計測値に影響を与えてしまう。
4.2 今後の課題
調査研究時の課題でもあったレスポンス、リニアリティーを含む安定性・精度をクリアする事と、最終的には製品化が課題。計測空気管の配管による影響を最小限にする。暫定で使用していた圧力変換器をどうするか決定すること。
図A
図B
図C システム全体
図D コントロールユニット
(拡大画面: 45 KB)
図E コントロールユニット
(拡大画面: 48 KB)
表1
計測値 |
測定値(流量1:小→6:大) |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
1cm |
2.04 |
1.53 |
1.02 |
1.02 |
2.04 |
2.04 |
31cm |
31.61 |
30.59 |
30.59 |
30.59 |
30.59 |
29.57 |
61cm |
61.69 |
60.16 |
60.16 |
59.14 |
59.14 |
58.12 |
91cm |
91.77 |
89.74 |
89.23 |
87.70 |
87.70 |
86.68 |
表2
計測値 |
測定値(流量1:小→6:大) |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
1cm |
2.04 |
1.53 |
1.02 |
1.02 |
2.04 |
2.04 |
31cm |
31.61 |
30.59 |
31.10 |
30.59 |
30.59 |
29.57 |
61cm |
61.69 |
60.16 |
60.67 |
59.14 |
59.14 |
58.12 |
91cm |
91.78 |
89.74 |
90.76 |
87.70 |
87.70 |
86.68 |