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7) 自動車道への横断幕設置
 日本道路公団東北支社秋田管理事務所の協力のもと秋田自動車道へ、北上管理事務所及び仙台管理事務所の協力のもと東北自動車道の主要ポイントに横断幕を掲出し、ワールドゲームズ開催をアピールした。
 
[掲出本数] 秋田自動車道 東北自動車道
1999年 3本  
2000、2001年度 9本 北上市付近2本
仙台市付近2本
 
8) 県外在住の秋田県出身者による既存組織への協力要請
 県外でのワールドゲームズの認知を高めるため、首都圏をはじめ全国各地に結成されている秋田県人会関係組織に対し、各組織会員・家族や市民への大会周知や大会観戦等の協力を依頼した。
 その結果、東京地区では県人会連合会が主体となり「秋田ワールドゲームズ2001首都圏支援実行委員会」が結成され、独自の広報宣伝や募金活動が行われたほか、観戦ツアーを実施するなどの支援活動が展開された。
 また、その他の県人会組織においても広報誌での紹介や年次総会等におけるPRなど、県外でのワールドゲームズヘの関心を高める一役を担った。
 
《秋田ワールドゲームズ2001首都回支援実行委員会》
結成 /2001年1月
会員 /約120人
  (会長渡部建藏(東京地区秋田県人会連合会長))
主な活動 協賛活動(募金、新聞広告)
  宣伝活動(各種行事における宣伝、東京パレードの実施)
  大会観戦ツアー(8月)
 
《各地の県人会組織における協力》総会等での宣伝・募金活動の機会提供
実施個所
 札幌、青森、盛岡、仙台、酒田、新潟、
 東京、名古屋、大阪
機関誌への掲載、地域情報紙への掲載
会員へのパンフレット、PRハガキ等の郵送
 
9) その他
 JWGAが主体となり、スポーツ振興基金の助成事業として、1999年6月から2000年3月まで7回にわたり、「Sports Graphic Number」に、有力選手と秋田大会の紹介記事広告を掲載した。
※「Sports Graphic Number」…1980年4月創刊スポーツグラフィック誌
 
10) 世界
[1] インターネットホームページ英語版
  特に宣伝活動に経費を要する海外に対しては、英語版のホームページを1998年4月に開設してワールドゲームズおよび秋田に関する多様な情報を発信した。このホームページは2001年6月にリニューアルした。
  また、ホームページに設置した「ご意見フォーム」を通じて、ワールドゲームズや秋田に関心を持った人の様々な意見・質問に敏速に対応した。
[2] IWGA情報誌への情報掲載
  IWGAが年3〜4回発行する情報誌「World Games News」に、秋田大会の開催決定以降、全18回、秋田大会の準備状況を掲載した。この内容は、IWGA加盟の各IFを通じて全世界に発信された。
[3] GAISFでのプレゼンテーション
  年1回開かれるGAISFの総会において、1997年10月以降2001年10月まで全5回プレゼンテーションを実施し、GAISF加盟各IFに対して秋田大会の開催についてのPRを行った。
(2) インターネット
 インターネットを活用したグローバルな広報活動の展開と、様々な人達とのコミュニケーションやボランティア募集、情報提供、各種問い合わせへの対応、リンクによる公式旅行代理店の紹介の対応等を行った。
1) インターネットによる広報
 出場選手情報、競技スケジュール、文化・交流プログラムに関する情報の提供(情報誌とリンク)と、問い合わせへの対応、情報交換などを行った。
 98年4月ホームページ設置後一年間のヒット数は約6,000であった。大会開幕前日のヒット数は195,189まで増えており、期間中だけで68,333のヒット数があった。
 大会終了2週間後の時点で278,000を超えるカウントを記録した(グラフ参照)。
期間中ドメインページヒット数
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2000年9月より1年間の週間・月間ヒット数
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 なお、これは日本語版・英語版トップページより前の第6回ワールドゲームズ・ホームページ・トップページに設置したカウンターにより記録した数値であり、このページを経由しなかったビジターは含まない数値である。
[1] 出場選手情報の提供
ア) 実施計画では、2000年夏以降有望選手を中心に日本語、英語併記で掲載を予定していた。
イ) 各競技団体より出場選手決定の通知が予定されていた8週間前になっても揃わず、また、変更が相次いだ為、大会直前まで掲載を延期した。
ウ) 出場選手リストを掲載している国際競技団体のホームページに関しては、AOCホームページよりリンクした。
エ) 最終的には、競技開始前に各競技種目毎に国・選手のスターティングリストを掲載し、スターティングリストの選手名から個人情報も提供した。
[2] 文化・交流プログラム
  2001年春以降、ワールドゲームズプラザでの文化プログラムや開閉会式、協賛イベント、開催市町村・競技関連イベント等の情報を掲載した。
[3] 問い合わせへの対応等
ア) Eメール、掲示板による問い合わせ日本語、英語による問い合わせへの対応を行った。
イ) チャットの設置
  実施計画では、2001年4月以降コミュニケーションの場としてチャットルームの開設を予定していたが、管理面から不可能であったため中止した。しかし、ボランティアグルーブによる掲示板では、様々なトピックで交流の場が提供された。
[4] インターネットニュース
  実施計画では、希望者にEメールでワールドゲームズニュースの配信を予定していたが、希望者が集まらなかったため中止した。
[5] その他
ア) トピックスについては、「秋田から(へ)のメッセージ」や「競技体験談」等を連載した。
イ) 300日前には「プレゼント付きアンケート」を行い、ホームページ利用者の統計値や大会の認知度等についての情報を得た。
ウ) 50日前からは、バーチャルトーチリレーをスタートさせ、大会が近づく雰囲気を盛り上げるとともに、秋田及びワールドゲームズの情報を毎週掲載した。
2) ボランティア募集
[1] ボランティア募集
 インターネットを使用したボランティアの募集、問い合わせへの対応を行った。英語の申請書も準備し、海外からのボランティア応募にも対応した。
[2] ボランティアヘの情報提供インターネットにアクセスできるボランティアに対し、ボランティアページを設置し事前・大会ボランティアの活動概要等を掲載した。
 「事務連絡用」、「おしゃべり」、「事務局への提言」の3種類の掲示板を設置することにより、事務局とボランティア聞及びボランティア間のコミュニケーションを促進した。
 また、ボランティアページ内には、第6回ワールドゲームズをきっかけに結成されたボランティアグループ「ティー・カップス」のサイトにも連結。このページには、県外からのボランティアに便利な情報やボランティア間の交流を深める様々な情報交換の場が提供された。
3) チケット販売告知・宿泊対応
 ホームページでチケット販売のPRを行った。
[1] チケット販売告知
  実施計画では、2000年8月からチケット販売の告知を目標としていた。
  しかし、競技チケット発売を2月15日(半年前)に延期したため、チケット発売の告知も延期することにした。
  その他、各競技種目の開催日時・場所や、チケットの種類・値段、各会場までの交通案内・シャトルバススケジュール、各会場での撮影制限や臨時駐車場の案内図を掲載し、チケット購入の為に必要なあらゆる情報を提供した。
  また、競技及び文化交流イベントのスケジュール変更等もホームページを通じて素早く告知した。
  海外からの方には、出発前にチケットを購入できるようにチケットぴあのページと連結してインターネット上での予約購入を可能にした。
[2] 宿泊予約対応
  実施計画では、2000年8月から公式旅行代理店の紹介を行い、宿泊予約の対応を目標としていた。しかし、パスポート内外の参加選手及び役員の宿泊予約については、各競技団体を通して斡旋したため、宿泊予約のシステムを設置する必要が無くなった。
  個人で宿泊を依頼してきた一部の方には、公式旅行代理店を紹介した。
[3] 公式記念品・特産品販売
  実施計画では、2000年4月から、グッズ販売・秋田県特産品販売ページヘのリンク、出店(展)予定者のホームページヘのリンクを目標としていた。
  しかし、出店予定者のリスト及びホームページが揃わなかった為、またインターネット上での取引がセキュリティ面からも困難であった為中止し、秋田県物産振興会及び各種スポンサーのホームページのみへリンクした。








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