公開競技【女子綱引き】Tug of War Women
秋田大会実施種目・参加選手教
[男子]男子アウトドア680kg(8人の合計体重) 男子インドア600kg(8人の合計体重)
●参加選手数/129人(参加枠/各6チーム、合計132人)
●参加国・地域/10
[女子]※公開競技 女子インドア480kg(8人の合計体重)女子インドア520kg(8人の合計体重)
●参加選手数/100人(参加枠/各6チーム、合計132人)
●参加国・地域/8
●国際競技団体名:国際綱引連盟(TWIF)
●本部所在地:アメリカ
●加盟国(地域)数:31
綱引き
8月25日(土)/県立中央公園球技場
8月26日(日)/スカイドーム
男子アウトドア |
8月24日(金)公式練習 |
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25日(土)680kg |
男子インドア |
8月24日(日)公式練習 |
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26日(火)600kg |
女子綱引き
8月25日(土)〜26日(日)/スカイドーム
女子インドア |
8月24日(金)公式練習 |
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25日(土)480kg |
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26日(日)520kg |
1.計画と準備状況
(1) 競技日程
AOCで決定した大会スケジュールに基づき競技日程(案)を作成し、TD及び国際綱引連盟(TWIF)との確認を行った。2001年2月にコ・コーレン会長が来秋した際に協議、最終的な日程が決定した。
(2) 会場利用計画等
AOCで原案を作成し、競技団体より承認を得て決定した。
なお、男子アウトドアについて、当初競技エリアに予定していた球技場Bの中央部分の芝状況が悪く競技エリアをサイドに移動すること、グラウンドを転圧して表面を硬くすることについてTD・TWIFから要請があり、最終的には、天候や芝生の育成状況を勘案し、競技エリアをスコアボード側に移動することとした。(転圧はなし)。
また、男女インドアについて、スカイドームの地ならしを行ってレベルを水平にした上で、養生シートを敷設して競技エリアを設置し、更に観客用に1,500席の仮設スタンド及び仮設音響設備を設置することとした。
インドア用レーンマットはアシックスから、8人用計量器は近江度量衡から日本連盟が提供を受け、それをAOCが借用した。その他競技用器具の大部分は県連から借用した。AOCでは、予選リーグ・決勝トーナメント用スコアボード及びチーム名プラカードを製作した。
(3) 運営体制
競技運営は、日本連盟・県連が実施した。AOCは、競技団体の指示のもと競技運営の補助業務を行うとともに、会場運営を担当することとした。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
競技運営に関しては、スケジュールどおり進行した。
但し、初日の女子480kg級でスペインから分離・独立を唱えるバスク地方出身者によって構成されたスペインチームが優勝したが、国旗掲揚中、表彰台から降りるという事態が発生した。
TWIFは2日目の男女スペインチームの出場を停止するという措置に出たため、26日の競技は、男女とも5チームによる予選リーグで行われた。
(2) 会場運営
ボランティア等スタッフは、競技及び会場運営部毎に各班別の業務を担当したが、会場運営部は綱引競技に特化せず、県立中央公園全体の警備・交通、報道、医療等の業務を行った。
競技運営部も競技団体に協力して各種業務を的確にこなした。ただ、語学ボランティアに関しては絶対数が不足した。スペイン語については急遽本部SOSセンターから1名派遣を受けた。また、女子綱引関係者の宿泊先となったミネソタ州立大秋田校学生寮における語学等のサポート体制に不備があり、施設側からクレームを寄せられた。
また、初日にメディア受付にAOCのスタッフを配置できなかったため、ビブス(カメラマン識別用ベスト)の交付等で混乱が生じた。また、アリーナ内でビブスを着用していない者(チーム関係者か)がビデオ撮影するケースが多々あり、2日目は競技団体の協力のもとに、ポールパーテーションとテープでアリーナヘの入場区域を規制するなどの措置を取った。
記者会見については、各種目とも決勝終了次第、随時行われ、日本チームを始め各チームに取材陣が集まった。
(3) 観客の状況と対応
日本ではアウトドア競技はなかなか見られないこと、また、男女インドアには日本チームが参加することもあり、多くの観客が詰めかけ観戦した。特に8月26日(日)は、同会場で行われる閉会式の直前の競技ということもあって、仮設スタンドの収容人員を超える観客があり、パイプ椅子等により、臨時に観客席を増設して対応した。
このため、当日入場券が不足となり、チケット管理センターへも追加発注を行い対処した。
観客には、トイレなどの多少の不便もあったが、日本チームのメダルを獲得する活躍により、大いに満足していただけた。