公式競技【ラグビー(7人制)】Rugby (Seven−a−side)
秋田大会実施種目・参加選手数
[男子]チーム
●参加選手数/80人(参加枠/8チーム、80人)
●参加国・地域/8
●国際競技団体名:国際ラグビー連盟(IRB)
●本部所在地:アイルランド
●加盟国(地域)数:81
ラグビー(7人制)
8月25日(土)・26日(日)/八橋陸上競技場
8月23日(木) |
公式練習 |
24日(金) |
公式練習 |
25日(土) |
予選リーグ |
26日(日) |
順位決定トーナメント準決勝・決勝 |
1.計画と準備状況
(1) 準備体制
競技実施に向けた計画作りや準備作業は、AOC、国際ラグビー連盟(IRB)、日本ラグビーフットボール協会(JRFU)、秋田県ラグビーフットボール協会(県協会)の4者の協議により進められた。
しかし、競技実施の決定権を有するIRBが競技計画にかかる指示を出さなかったため、2001年4月以降まで具体的な計画作りは進まなかった。
(2) 競技日程
競技日程の概要は早くから決まっていたが、輸送計画など他の計画に影響を及ぼす詳細な競技スケジュールについては、IRB側の対応の遅れから開催直前の7月初旬までずれ込むことになった。
(3) 会場利用計画
IRBが5月に競技会場を視察した際に指摘されたインゴールエリアの十分な確保については、財政的・施設管理的難題であったものの、関係者の尽力により7月下旬に移設を完了することができた。また、競技用具の準備・調達は県協会が中心となって進められた。
2.運営と結果
(1) 大会運営
4者協議を踏まえて、AOCは純粋な競技運営を除いた大会運営を担った。AOCの要員の大部分はボランティアであり、5回にわたる研修など業務内容の習熟に努めたが、用意周到な事前準備とまでは行かなかった。
また、現場での予想外のアクシデントも多かったが、IRBやJRFUの協力のもと、臨機応変に対応することができ、大事に至ることなく運営できた。
(2) 競技運営
競技部分はIRBとJRFUが担当し、円滑な運営となった。
台風11号の影響で参加チームが予定どおりに来秋できないというトラブルもあったが、JRFUスタッフの懸命な対応により、競技への影響は最小限に抑えることができた。AOCもバスの手配や練習会場の管理、ボランティアの出勤計画の変更などにより対応した。
(3) 観客対応
観客席の管理や誘導については、事前準備が行き届いていたため、混乱なく実施できた。
また、特に観客が盛り上がったのは、出場選手がミニチュアのラグビーボールを観客席に投げ入れる「ミニボール・プレゼント」であった。
(4) メディア対応
毎日約30社が来場したが、当初の計画どおりに取材対応がなされ、トラブルも生じなかった。
記者会見については、会場内で優勝チームの代表記者会見、IRB会長の会見などが10社程度参加して実施された。