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各競技レポート
 
公式競技【ビリヤード】Billiards
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秋田大会実施種目・参加選手数
[男子]プール、キャロム、スヌーカー
[女子]プール
●参加選手数/62人(参加枠/各16人、合計64人)
●参加国・地域/27
●国際競技団体名:世界ビリヤードスポーツ連合(WCBS)
●本部所在地:マレーシア
●加盟国(地域)数:57
 
ビリヤード
8月22日(水)〜26日(日)/セリオンプラザ
8月21日(火) 公式練習
  22日(水) 午前9時〜1回戦
  23日(木) 午前10時〜1回戦
  24日(金) 午前10時〜準々決勝
  25日(土) 午前10時〜準決勝
  26日(日) 午前10時〜決勝
 
1.計画と準備状況
(1) 競技日程
 世界ビリヤードスポーツ連合(WCBS)の原案を基に、日本ビリヤード協会を通じて調整を行い決定した。
(2) 会場利用計画等
 セリオンプラザを競技会場及び会場運営本部・選手控え室、セリオンタワーを練習会場及び役員等控え室・運営要員控え室として使用することとした。また競技会場には仮設スタンドと仮設エアコン・仮設照明を設置、練習会場には仮設照明を設置した。
 競技に使用する用具については、競技団体が調達することとした。
(3) 運営体制
 支援職員及びボランティアを各部・班別に配置し、会場運営にあたった。競技運営部には語学ボランティアを多く配置し、選手等への対応や競技会場におけるアナウンス業務を担当することとした。
 また、会場運営部では、警備班業務に秋田県ビリヤード協会の協力を仰いだ。
 運営業務に携わるボランティア及び支援職員の研修を5回にわたり実施した。
(4) TD会議における検討事項
 TDとは、会議の他、電話やメールでの連絡を密にして調整を進めた。
 2001年3月22日WCBS事務総長の来秋時には、IFとAOCの業務分担や、仮設物・物品の調達、会場レイアウト、タイムスケジュールなどについて検討した。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
 選手の体調不良により、不戦勝が2試合あった。その他には当初心配されていた競技時間の延長もほとんどなく、スムーズな競技運営となった。
(2) 会場運営
 食事や輸送時間に関して、選手役員等からの要望が多かった。しかし、競技団体の宿泊・輸送担当者の協力を得て、昼夜2回の食事やバス時刻の変更など、臨機応変に対応することができた。
 メディアに対しても、撮影禁止エリアヘの立ち入りを注意することがあったが、競技団体の担当者が適切に対応し、トラブルとはならなかった。競技終了後の取材も大きな混乱はなく、スムーズに進行した。
 開催期間が長期に渡ることによる要員の不足が懸念されたが、個々のスタッフの頑張りもあり、大きな支障もなく運営された。
 ボランティアについては、担当係により業務量に若干の偏りが出てしまった面はあったが、ボランティアのあたたかみのある対応や懸命な姿勢が、様々な場面で運営を支える力となった。
(3) 観客の状況と対応
 毎日250人前後の観客が来場し、選手や関係者等を含めると約300席の観戦席は連日フル稼働であった。ただ、1日通しての入場チケットであったため、時間帯によっては空席が目立つ状況も若干見受げられた。
 








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