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(e)養殖垂下物の状況
【調査方法】
 前述の2水域の実験用筏にマガキ(Crassostrea gigas)の成貝を25個体収容した篭を2篭ずつ水深1mおよび5mに垂下して、毎月1回マガキの生死調査を行い、付着生物による汚濁の程度は写真撮影によって記録した。
 
【結果および考察】
 実験用筏に垂下したマガキの生死調査の結果は図47〜50に示した。水深1m、5mに垂下したマガキの個体数はそれぞれ50個体で、調査期間中に死亡したのは各水深で1〜2個体であった。図47、48に示した通り、舞根湾では5月に水深5mで1個体、10月に両水深で1個体ずつ死亡した。また、竹ノ浦(図49、50)では、両水深で10月から11月にかけて2個体ずつ死亡した。舞根湾の5月の1個体を除いて、少数ではあったが死亡個体が10月から11月にかけて集中していた。
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図47.舞根湾の筏に垂下したマガキの死個体数(水深1m)
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図48.舞根湾の筏に垂下したマガキの死個体数(水深5m)
 
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図49.竹ノ浦の筏に垂下したマガキの死個体数(水深1m)
 
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図50.竹ノ浦の筏に垂下したマガキの死個体数(水深5m)
 
 また、付着生物の汚濁の程度は、図51〜53に示した。舞根湾ではカキ篭の付着生物量が少ないのに対し、竹ノ浦では非常に多かった。また、水深によって付着する生物が異なっていた。付着生物に関しては(f)の水中カメラによる撮影の項で記載した。
 
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図51.実験用の垂下物(マガキを収容した篭)
(竹ノ浦5月)
 








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