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 懸濁物質量(SS)の季節変化を図11、12に示した。舞根湾(図11)では、SSは水深5mで8月に最高の3.8mg/lを示したが、その他の月には3つの水深で約1.0〜3.0mg/lの間を推移した。一方、竹ノ浦(図12)では、9月に海底上1mで最高値(6.5mg/l)を示し、12月には水深1mで4.7mg/lと高い値を示した。それ以外は3つの水深の傾向は同様で、6月から9月まで約3.0〜4.0mg/lの間を推移した後に低下し、10月から12月にかけては1.0〜2.0mg/lの間を推移した。
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図11.舞根湾の懸濁物質量(SS)の季節変化
 
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図12,竹ノ浦の懸濁物質量(SS)の季節変化
 
 ケイ酸態ケイ素(SiO2・Si)濃度の季節変化を図13、14に示した。舞根湾(図13)では、5月から7月まで非常に低い濃度であったが、8月から9月にかけて徐々に上昇し、12月まで緩やかに下降した。海底上1 mでは9月にのみ急上昇し、最高値(47.5μmol/l)を示した。一方、竹ノ浦(図14)では、8月に水深1mで87.9μmol/l、10月に水深5mで70.6μmol/lと高い値を示した。
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図13.舞根湾のケイ酸態ケイ素(SiO2-Si)濃度の季節変化
 
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図14.竹ノ浦のケイ酸態ケイ素(SiO2-Si)濃度の季節変化
 
 リン酸態リン(P04-P)濃度の季節変化を図15、16に示した。舞根湾(図15)では、3つの水深でほぼ同様の傾向を示し、9月に海底上1mで最高値(0.57μmol/l)を示した。一方、竹ノ浦(図17)では、水深ごとに濃度変化の傾向が異なり、海底上1mでは5月に最高値(0.54μmol/l)を示した後に低下した。水深1mでは8月に0.41μmol/lまで上昇し、水深5mでは10月に最高値(0.56μmol/l)を示した。
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図15.舞根湾のリン酸態リン(PO4-P)濃度の季節変化
 
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図16.竹ノ浦のリン酸態リン(PO4-P)濃度の季節変化
 








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