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(2)調査研究の内容
A.助成事業で購入した備品とその用途について
1.観察用顕微鏡システム一式
 実体顕微鏡(OLYMPUS・SZX12-3131)と写真撮影装置(OLYMPUS・PM-10)で構成されるシステムで、本調査において採集した底生生物および植物プランクトンを観察・同定するために購入した。
2.分光蛍光光度計(TURNER DESIGNS・TD-700型)
 海水中のクロロフィル量を測定するために購入した。
3.バンドン採水器(離合社・5026-A)
 海水を採取するために購入した。
4.水質分析・生物採集機器一式
 水質分析および底質分析を行う際に必要な備品一式である。DO電極(セントラル科学株式会社・UC-203-10)は既存のUCメーター(セントラル科学株式会社・UC-12型)の電極である。既存の電極のケーブルでは5m以深は測定不可能であった。そこで調査海域の水深に合わせて10mのケーブルの電極を購入した。ベーシック分析天秤(METTLER TOLEDO・AB304-S)は微量サンプルの重量測定、乾熱滅菌器(ADVANTEC・SP650)はサンプルの乾燥および実験器具の滅菌、薬用保冷庫(SANYO・MPR-213FS)はサンプルの冷蔵・冷凍保存、そしてpHメーター(HORIBA・F-22Bi-o)は分析用試薬の調整を目
的としてそれぞれ購入した。
5.調査用潜水具一式
 潜水調査を行うために購入した。潜水調査では、海底の泥の採取および海底と養殖垂下物の水中写真撮影を行った。
6.NIKON15mmストロボセットー式
 これは水中カメラであり、海底の状況や養殖垂下物の様子を撮影するために購入した。
7.情報処理システム一式
 収集したデータを処理するために購入した備品である。コンピュータ(IBM・ThinkPad A21e)およびプリンタ(Canon・BJF6600)はデータ処理、デジタルカメラ(NIKON・COOLPIX 880)は垂下物の状況調査でデジタル画像を得るために各々購入した。スキャナ(EPSON・GT-8700)は、水中写真などの画像をコンピュータに取り込み、処理するために購入した。
 
B.調査研究項目および調査方法
 概要でも述べたとおり、本研究では閉鎖性水域のモデルとして宮城県本吉郡唐桑町の舞根湾と宮城県牡鹿郡女川町の竹ノ浦の2ヶ所を設定した。2ヶ所とも水深は約10mである。各々の水域について、水質分析、底質分析、プランクトンの現況調査、底生生物の生息状況調査、養殖垂下物の状況、水中カメラでの海底状況撮影の計6項目について調査を実施した。それぞれの項目について調査方法、結果および考察を記した。








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