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2005年戦略プロジェクト
草の根推進プロジェクト
新しいさわやかインストラクター誕生に向けて
2日間に及ぶ研修会を行いました
 2001年度インストラクター候補者研修会が、去る9月18・19日の2日間にわたり、東京のホテルフロラシオン青山で開催されました。
 今年度は、候補者の自薦、他薦合わせて56名の中から選ばれた32名が参加しています。
 初日はまず堀田理事長の基調講演「さわやかインストラクターとは」からスタート、引き続き木原孝久氏の「近隣助け合い活動について」の講演や財団の各グループリーダーから担当事業の説明が行われました。
 翌19日はまず「インストラクターの役割について」。先輩のインストラクターと全国6ブロックの世話人インストラクターから解説があり、活発な質疑応答が行われました。また、「地域たすけあい研修会の組み立て」をテーマとしたワークショップが5グループに分かれて実施されましたが、まさに熱のこもった研修会となりました。
 さわやかインストラクターは現在、北海道から鹿児島まで、総勢77名が各地で地域たすけあい研修会を開催して新設団体の立ち上げに取り組んでいますが、今年度はさわやかインストラクターを何とか100名の体制にもっていくよう努力したいと思います。
(米山 孝平)
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9月に青山で開催されたインストラクタ←候補者研修会
地域協同推進プロジェクト
あなたのまちが、心から安心して暮らせるように
地域版「地域協同推進シンポジウム」スタート!NPO・草の根ボランティア団体と社協、農協、生協との連携
 私たちが安心して暮らせるための地域での「車の両輪」(身体の安心と心の安心)の担い手として、NPO・草の根ボランティア団体と共に社協、農協、生協の活発な活動も見逃せません。
 あなたのまちで、社協(社会福祉協議会)はたぶんお馴染みでしょう。福祉の担い手として、また、ボランティアのまとめ役として従来から活動を続けています。
 昨年制定の社会福祉法により、社協は地域住民の参加を得て地域福祉活動を進める組織と位置づけられました。一方、農協、生協も、介護保険制度と併せて、その対象外となる部分をボランティアで支える活動を活発に展開しています。
 これらの地域支え合い活動がそれぞれの持ち味を活かしてお互いに、そして「草の根」と連携すれば、それこそ本当に安心して暮らせる素晴らしい地域が生まれるはずです。
地域版「地域協同推進シンポジウム」のお知らせ
 このような主旨をアピールし、地域での実際の連携事例をご紹介していくため、今年度12月(千葉市)から年に3〜4か所程度、3年間かけて各地で「地域協同推進シンポジウム」を開催していきます。
 一昨年・昨年と東京で開催した地域協同推進シンポジウムの地域版ともいえましょう。地域主催のこのシンポジウムをきっかけに、地域での横の連携(地域協同)を一層深めていきたいと考えています。
 自治体との関係でも2003年に予定されている各自治体の地域福祉計画策定がより充実したものとなり住民の力と一体となって「安心して暮らせる地域づくり」が実現することを目指しています。
 各地の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
(丹 直秀)
渉外 2001万人に広げるボランティアの輪
ボランティア国際年「メッセージ・カード」キャンペーン
ボランティアの木にメッセージカードを集めよう!
 2001年ボランティア国際年推進協議会(IYVJ・代表は東京ボランティア・市民活動センター所長山崎美貴子氏と堀田力)が進めている「メッセージ・カード」キャンペーン。このたび東ちづるさんデザインのピンクの羽根と緑の葉を組み合わせたメッセージカードを150万枚作成しました。
 このカードはボランティア参加の呼びかけ、ボランティアヘの感謝や期待、励まし、ボランティアが取り組むべき社会的課題を知ってほしいなど、ボランティアに関するメッセージを書いてもらいキャンペーン参加団体に送っていただくものです(IYVJのホームページ:http://www.iyvj2001.org等にも送付先が掲載されています)。
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メッセージカードデザイン
 送られたカードは、12月1日から始まるホランティアウイークで全国各地で展示される1万本の「ボランティアの木」に1枚の葉として掲示され、多くの人たちにボランティアの輪を広げるキャンペーンとして役立てられます。皆さん自身も、事務所に、学校に、会社等にみんなと飾りませんか?カードはIYVJ他さわやか福祉財団でも用意していますのでぜひ担当の和久井・山口までお申し出ください。
(和久井 良一)








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