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2001年3月末「貸借対照表」について
 「さあ、言おう」7月号付録「平成12年度事業のご報告」に掲載しました貸借対照表について若干のご説明をいたします。
 当期正味財産増加額3556万円の主な要因は、[1]什器備品2039万円増。これは日本自転車振興会補助事業として行ったNPO法人への電動アシスト自転車支援で、275台を財団が購入し什器備品勘定へ計上したものです。これを5年間NPO法人に貸与し、財団はその間減価償却せず所有者となり5年後に当該法人へ寄付します。この事業は2001年度も行いますので金額は増加します。[2]期末貯蔵品1875万円増。事業数の増加、その緊急・重要度の増大に伴い、マニュアル、活動事例集、各種シンポジウム等の報告書、手引書、テキスト等の作成がかさみ、それらの2001年度以降への利用分が期末在庫となったものです。この件数が34件(前年度比14件増)となりました。以上の2つが正味財産の増加の主なものです。
 未収金3246万円は、日本自転車振興会補助金、共同募金会配分金で、これらは事業完了報告書を提出後支払われるもので、その間財団の立替払いとなります。したがって未払金1889万円を計上せざるを得なくなりました。
 現金預金は、基本財産分2億2539万円、特別事業引当預金1288万円を含め総額2億4313万円となりますが、これらは全て銀行10行、信託銀行3行、郵便局1局に預入しておりました。以上簡単ですが概略を説明させていただきました。
(平山 熊三郎)








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